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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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シートの製作

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今日も屋外は暖かく建物の中は意外と寒い感じでしたね。
さすがに昨日に比べると風が吹くと少し寒い感じがしますが,もう春なんじゃないかな~と言う気持ちにもなって来ますね。
今日もまた中庭でブルーベリーの植え替えを6本行ないました。
本当なら芽が膨らんだ今の時期ではすでに遅いのですが今年はほどほどで来年に期待という事ですね。
まず樹勢を良くしないと大きく育たないですからね・・・。

さて午後からは製作に移りましょう。
本日はシートの製作を始めようと思っていましたが,お客様よりホイールのフランジをもう少しダイエット出来ないかとリクエストが有りました。
ホイールのフランジは直径が小さくなっていますのでフランジ自体の幅が同じでも幅が広く見えてしまうのも事実ですね。
ピアスボルトの穴を繊細に見せようと0.1mm小さく0.4mにしたのもフランジの幅を広く見せてしまう原因にもなっているかもしれませんね。
と言う事でピアスボルトの穴を0.3mmに変更してフランジ自体の内径を0.3mm大きくしたものを作ってみました。
今の制作方法では0.2mmの洋白板を最低4枚は貫通するだけの深さの穴を空けなくてはなりません。
つまり深さは0.8~0.9mmの深さが必要な訳ですが、穴を開ける素材にも寄りますがこの深さは0.3mmのキリの限界に近い深さなんですね。
まあ他の方法と言うとエッチングで作る方法も有りますね。
これですと厚みが0.2mm程度の金属板を使う場合最小の穴径は貫通なら0.2mm程度でしょう。
ただフランジのハーフが残りますのでその処理は結構めんどうな物になります。
また、ピアスボルトを凸とする場合は0.2mm程度のピアスボルトは再現出来ますがハーフで再現されるフランジは表面がザラザラになりますので磨きを入れますがピアスボルトの脇は奇麗に磨く事が出来ないでしょう。
またそれだけをエッチングを特注すればかかる費用は結構な物になりますしね・・・表現が単調になってしまう問題も有りますね・・・。
どれでも作れますが一長一短が有りますね。

早速ホイールに組み込んでみました。
これが限界のサイズでしょうね・・・(笑)

ピアスボルトはどうしようかな~ちょっとクドくなってしまうかな~。

さていよいよシートの製作です。
実車ではこんな感じ・・・
ヘッドレストは下側が膨らんだちょっと変わった形の物・・・このタイプの物は2本の金属棒でシートに取り付けられていますね。
確か328GTSもこの様な構造でした。
バックレストやシートの座面の真ん中には谷状のくぼみが有りましてその谷の中はホワイトのレザーになっています。
シートサイドのサポートは画像を見る限りサイドもロアー側もつながっている様に見えますのでリクライニングはしないのかもしれませんがこの部分ははっきりしませんので一応328GTSのノーマルシートに沿った物にしておきましょう。

まずはヘッドレストの形状を直しましょう・・・下側が膨らんだ形状になる様に削っております。
削る場合は2つ並べて両面テープで固定しておいて削っています。

シートもリューターを使って中央部分に凹みを入れております、またサイドのサポートの部分は実車と同じ形状になる様に
削ってみました。
右側はベースになった328GTSの物、左側は加工済みですね。
まだ328GTSのステッチが付いていますので雰囲気がわかり難いのですが・・・私にはだいたい見えているんですけど・・・。

2個とも削ってみました・・・
どうせ後でコピーするから1個だけ作れば良いと思っていませんか?
もしも1個だけ作ってコピーする場合はその部品だけ複数回キャストをしなければなりませんからシリコン型を他の物とは別にしなければなりません。
多分1台だけしか作りませんから1度のキャストで済ませたいので2個削ったのです。
この後余計なステッチにポリパテを入れておきます。

ポリパテが硬化するまでにセンターコンソールを作ります。
このセンターコンソールには前からシフトレバー/パワーウインドのスイッチ/サイドブレーキ/グローブボックス・・・(多分)が並びます。
1.0mmプラ板を重ねて作りました。

ボディに仮のシート(気泡だらけの328の物)とセンターコンソールを並べてみました・・・

このコンソールですがシフトゲートの幅とかから計算致しますと幅が約20cm位でしょうか1/43では4.5mm程になります・・・一応幅はそれで作っていますがまずまず良い感じでしょうか。

シートのパテが硬化しましたので余分な部分を削ってみました・・・
シートはこんな感じ・・・ヘッドレストはまだ付いていません。

シートを差し替えてみました・・・


ヘッドレストはまだですが良い感じに収まりそうですね・・・
続いて明日はダッシュボードを作る事にいたします。

ダッシュボードの製作

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今日は風が冷たいですね~
天気はまずまずなのですが風が当たる所にいますと結構涼しい・・・と言うか寒いですね。
乾燥しているのか唇が乾いてきます・・・。
ブルーベリーの木は今日も3本植え替えを致しましたがこれでアトリエの私の坐る定位置からは植え替えを完了した物しか見えなくなってしまいました。
あと少しです・・・1週間くらいで終わるのかな?

さて製作はダッシュボードの製作になります。
実車のダッシュボードはこんな感じ・・・
こちらは白いボディの方ですね。
シフトレバーの上側に何やらよくわからない物がついていますが・・・これは何でしょう?
オーディオかなにかのコントローラーでしょうか??

ブルーメタリックの車はこんな感じですね。
写真の写し方が違うので同じ形状なのかどうかはわかりませんね。
ただダッシュボードの下側は上側の縁に比べて厚みが有りますね。
その厚みも白い車の方が厚い様に思います。
エンジンキーのキーホールの位置が違うのかそれとも厚み自体が違うのか・・・?
また白い車のメーターは7個です(他の角度の写真を見てもわかります)がブルーメタリックの車は6個になっています。
どこのメーターが違うのかと言いますと一番左側の上のメーターがブルーメタリックの車には無いのです。

この様に内装には結構違いが有りますね・・・


元になるダッシュボードはオートクリエーションのキットの部品をコピーしたものの幅を広げています。
このダッシュボードの問題点は2つですね。
一つはメーターパネルはアルミ製の物がつくのですがアルミ製の物を0.5mmの板で作りますと縁の部分の盛り上がりが少ないのでアルミ板の方が出っ張ってしまいます。
メーターパネルのまわりの縁ですが左右と上側は比較的薄いのですが下側は結構厚い縁取りになっています。
まずは縁の作り直しです。メーターの付く面を一旦ヤスリ落としましてペーパーで慣らします。
そこにプラ板で縁取りを作りまして・・・
下側は厚いのでプラ板も2重に重ねて貼っています。

プラ板を貼っただけですと角が出ていて何とも形状が掴み難いのです。
なので少し角を削って丸めます。
奥行きもちょっと調整しますよ。

ステアリングの右側にエンジンキーがついているのですがエンジンキーのボックスはこの縁の幅よりも少し大きい様でこの幅に収まっていない様に見えます。
どうなっているのか目を凝らしますと・・・この部分だけ少し下側に丸く出っ張っている様に見えますのでプラの丸棒を切って削ってこの部分に取付けます。
ただ白い車はそんなに出っ張っていない様なのでこの後膨らみを目立たない位まで少し削っておきましょう・・・。

ダッシュボードの上側にはデフロスターの吹き出し口が有りますのでこれの掘り込みを入れておきます。
この吹き出し口はちょっと特殊な形状をしておりまして作るのが大変不安な部分でもありますね・・・
少し大きめに掘ったのは吹き出し口のわまりに枠が有るからです・・・。

元々の部品とプラ板で追加した部分の面がつながっていなかったのでパテを盛っております。
硬化したら削って整形をします。


25日は定休日なので少し遠出をしてこようと思っています、なので26日もアトリエは臨時休業に致します。
よって製作の更新もお休み致します、毎日楽しみにご訪問くださるお客様には大変ご迷惑をおかけ致しますがよろしくお願い致します。

ダッシュボードの製作Ver.2

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今日も曇りながらまずまずの天気なのだけど風が冷たいですね。
これが寒の戻りという奴でしょうか・・・・
一昨日まではかなり暖かかったのでこの寒さはこたえますね(笑)
そとで水を使いますと手が冷たいこと・・・午後からは少し雨も降って来まして冬に逆戻りですね~。
今晩から少し遠出をしますのでレンタカーを借りにゆきまして・・・今日は午後から夜勤に備えて寝ております。
レンタカーは安いマーチでした、本当は新車では無くてもフィットに乗ってみたかったのですが・・・。
当家には普段使いをする車は古いアルトしか有りませんのでまさかそれで遠出をするのはちょっと心配なんですね。
まあ不調ということは有りませんがナビ無し/ETC無しでは遠出はほぼ不可能(笑)
そうそう,普通車持っていましたね(笑)
フィアットちゃんが有りました、でもレーシングカーなので遠出は耐久レースを走る様な物ですし,ひょっとしたらアルトよりも疲れますから、しかも冬用タイヤは無いしボディに錆び止めをして無いので凍結防止剤の中を走る訳にもゆかず・・・今の時期エアコンは要らないけど暑くなったら灼熱地獄が待っているのです・・・使い物にならないな~。
と言う訳で家内からのフィアットちゃんの評価は捗々しくないのです・・・。

さて今日は午前中しか製作が出来ないのでダッシュボードの製作を続けましょう。
今回作るのはホワイトのボディカラーを持った車なのでコチラの画像を参考にいたします。
カラーじゃないので断定は出来ないのですがカーペットが明るいカラーなので多分ホワイトのボディカラーをまとった車じゃないかと思われます。
良く見ますとブルーメタリックのカラーの車よりもメーターパネルの下側の縁が厚いですね。
これくらいの幅が有ればエンジンキーもその幅の中に収まるはずなのです。
あのブルーメタリックの物は明らかに幅が薄くてステアリングコラムの位置からこの部分に収まり切らず下側に少し出っ張りを付けていたのではないかと・・・

昨日一番最後の部分でこの出っ張りがおおげさすぎるので少し削ってこんな形状になっていたのですが・・・

下側の縁を厚くしました。
まあプラ板を追加してみただけですが・・・

削って形状を合わせてみました。
最初のモノクロ写真を見る限りアルミのメーターパネルの上下寸法の2/3くらい縁の幅が有りますのでこれくらいにしてみました・・・。
四角なステアリングコラムのカバーも半分以上収まってしまう縁の厚みですね。

本日かさ増しをする前にエッジを丸めていましたのでそのまま削っても溝が出来てしまいますからパテを盛っています。
溝を埋める為ですね・・・時間はかかりますが後の加工性に優れますからここはパテを使いましょう。

パテが硬化するまでにウインカースイッチの入る部分を作っておきます。
まずは厚みが1.0mm程の円盤を作ります。
リューターでさ~っと削ってしまいます。

削った2種類の円盤を貼り合わせまして今度は手で削ってゆきます。
この部品は多分308GT4と同じ部品らしく上側は平らな面が有ります。
ここは手加工ですね

ダッシュボードのパテを削りましてステアリングコラムを取り付けてみましょう。
この部分は普通の1/43キットの場合ただの丸い棒になっているのですがそれでは余りにも味気ないでしょう。

先程ダッシュボードにパテを盛りましたがついでにシートバックの内装部分の継ぎ目にも少し隙間が有りますからここも整形しておきましょう。


さてこの辺りで丁度時間となりました,この続きは遠出から無事に帰って来てからといたします。

内装の変更作業

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一昨日、昨日と少し遠出をしてきました。
息子の卒業式だったのです・・・息子は東北の震災の年に入学しましたのであれから4年と言う時間が経過した事になります。
アパートを決めにゆく時に確か震災の翌日だったかな!?高速道路のサービスエリアに東北ナンバーのワゴン車が止まっていまして荷物を満載していましたからどこか親戚のお宅に避難の塗中だったのでしょうか・・・などと感じながら不安な時間を過ごしましたね。
あれから4年早かった様なそうでもない様な・・・複雑な気持ちですね。
そう言えば息子の入学の事をブログに書いたら非常に悪意の有るコメントが書き込まれましてね、反論すれば炎上しそうだったから黙って削除した事が有ります。
嫌なら見なきゃいいのに・・・と思ったんですけどねそんな事を書けば100%炎上ですから(笑)
昔の私なら炎上覚悟で書いたでしょうけど・・・歳を経ていますからそんな無茶はしませんよ。
誰が書いたのかもだいたいわかりましたが・・・問い詰めたって気分が良くなる訳じゃないですからね(爆)こんな場合は放っておくに限ります。

さて今日からはまた仕事ですね。
出かけている間はPCに一切触りませんでした、携帯もガラ系ですしメールチェックもしてなかったので帰ったら60通以上もメールが来ていまして不要な物を削除するだけでもなかなか大変!
そんな中レインボウをご依頼頂いているお客様から連絡が有りまして、エンジンフードの膨らみはコクピット内には入っていないのではないかと・・・
??と思って資料画像を探してみますと下の様な画像が有りました。
膨らみの左側ほんの僅かですが右サイドウインドウの外の景色が写っていますね。
と言う事はこの膨らみはガラスより向こう側には無いという事ですね。
Kさんなかなかよくご覧になっていますね~!!
感心していてはダメなんですが・・・(滝汗!)

オートクリエーションのキットはこうなっているのですが・・・これは間違いだったという事なのね・・・!

そうなれば直すだけですね。
早速ですが内装の一部分をカットします・・・

切り離しますとこんな感じ・・・切ってしまった部分は最終的にボディの一部として接着します。
です・・・ここで考えなければならないのはボディのキャストの時に型割りを考えておかないといけません。
この様に奥が深い場合はこの時点で接着して一体に仕上げ様とするとシリコン型からボディを抜く場合に型が壊れてしまう事が有るのです。
まあまともなボディが1個だけ出来れば良いのですが最初の1個で失敗をしてしまいますとシリコン型を作る所からやり直しになってしまうのです。
それでは困りますのでキャストの時まで別部品として作ろうかと思います。

ミニカーのボディはリアウインドが後の方についていますのでそれを奥の方に変更する為にはリアウインドウの両サイドを作り足してやらなければなりません。
しかも前に行く程内側に寄ってきますので前にウインドを出すとウインド自体の幅が小さくなってしまいますからこの狭まって来る角度も直してやる必要が有りますね。
付け足すべき部分にプラ板を使いまして延長します・・・

後から見ますとこんな感じです。
プラ板とレジンボディの所に段が出来ていますがこれは角度を変更する為に出来た物で後ほど削り合わせます。
多分ミニカーの場合金型の抜きの関係でリアウインドウを後にずらしていたんですね・・・。

プラ板で作った部分ですが最終的にもう一度シリコン型を作りますのでプラ板の中が中空というのは困ります、真空脱泡をしますからシリコンが入ってしまいます、最悪の場合は中の空気が弾ける恐れが有りますから・・・。
なのでポリパテを詰めるのですが下側の部品とキッチリと合わせたいので下側の部品にマスキングテープを貼ってパテが直接付かない様にしておきます。

ここで最終確認をするのですが少し納得出来ない部分が有ります。
下の画像ではリアウインドウの部分は斜めに黒くなっていますね、今の様にリアウインドウを垂直に立ててしまいますと斜め後から見てもこの様に斜めには見えないのです。
もちろん後から見た場合にリアウインドウは上側が絞られて台形なんですがそれを考慮してもやはりこれだけ斜めには見えないのです。

ここで当然あるのがリアウインドウの後側を斜めにブラックで塗っているんじゃないかという事ですね。
つまりブラックの斜めのラインはウインドウの傾きじゃなくデザインで塗ってあるかもしれない・・・と言う事ですね。
しかし下の画像を見て下さい・・・フードとラインが一致しているので塗りではない様子ですね・・・

つまりリアウインドウは少し斜めになっているという事ですね・・・
と言う事でリアウインドウを少し斜めになる様に作り直してパテを詰めておきました。

明日は硬化しているでしょうから削って仕上げてみましょうかね~。
そうそう残ったコクピット内の部品もペーカーをかけて均しておきました。

内装の変更作業Ver.2

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今日も暖かく午前中は晴天でしたね~。
本当に春が来た様な陽気でしたよ。
これからはこんな天気が続くと良いですね・・・。

さて昨日のコメントにエンジンフードはどのように開くのでしょうか?とコメントが有りました。
残念ながらエンジンフードを開けた画像は私も持っておりませんが・・・想像では308GT4と同じく前ヒンジで開く物と思います。
ただ前側のエンジンフードの膨らみが邪魔になってしまいますのでヒンジは膨らみの上側についているんじゃないかと想像しています。
下記のアドレスの動画にはエンジンルームも写っていますがどちらかと言うと斜め後ろ側から写していると思いますがフードらしき物は写っていませんので前ヒンジの後ろ開きと想像するのが無難ではないかと思っています。
ただ少し特殊なヒンジ構造になっているかもしれませんね~。
フルディティールのご依頼だったら・・・と思うとちょっとホッとすると言うのが正直な感想だったり致します、資料不足は否めないですね。
まあ量産車と比べれば写真なども圧倒的に少ないですしね・・・ショウカーの場合大変苦労するところです。
https://www.youtube.com/watch?v=74a73nQPA2M

さてさて今日の製作です。
本日の初作業はBピラーの下側のエンジンフードの下側のパネルの長さを調整致します。
昨日の続きになりますがリアガラスは多分少し斜めに付いていると判断しましたのでエンジンフードのコクピット側への突き出しを少し短く調整する事になります。
今まではガラスは垂直として考えていましたので少し長めだったのですが薄くスライスする様にカットしております。
鋸で切るのですが斜めにならない様に気をつけなければなりません。

右側の部分はカットして短くする部分,左側は使う部分ですね。
当然ながら微調整は手削りで対応します。

短くした物を所定の場所に取り付けてみています,だいたい良さそうな感じがしますね。
ただコクピット内部から見た時に両サイドの三角な部分の内装が不足してしまいます、ガラスを接着した後で接着面を見えなくする為にもこの三角なパネルが必要になりますが今作っても最終組み立て時に微妙な調整は必要になりますから後でプラ板か金属板を切って調節しながら作った方が良いと思われますね。

斜め後ろから見ますとこんな感じに見えます。
リアガラスの左側・・・これなら確かに斜めに見えますね。ウインドまでの奥行きも自然に見える様に思います。
何となく格好がかなり良いかも・・・自画自賛か??(笑)

コクピット後ろ側のパネルをいじったのでドアの内装の位置と合わなくなってしまいました。
内装側が1.5mm程後ろにずれた感じですね。
サイドシルの前方は角材を延長して直しておきましたが、さすがにドアの内装はその後ろを少し延長するしかないですね。
ここは同じ素材のプラ板を使いましょう。

延長したのがわかりますでしょうか・・・うっすらと黒い筋が付いていますがここが元々の開口部ですね。
プラ板を貼って延長しました。

ドアの内装を仮置きしてみますとこんな感じです,少し隙間が有るのはドアの見切り線としてあけておいた物です。
考え方としてはボディ外装の筋彫りと同じ考え方ですね、隙間が残っていますと「ボディとドアは別部品ですよ」と主張している様に見えますね。

細かな事ですが前側の上角も実は内装が欠けていましてほんの僅か内装が後ろにずれていますのでこの切り欠きが余計に目立って来ましたのでここもプラ板で作ってみました。
三角形の白い部分が新しく追加した部分ですね。

反対側も内装の延長をしましてドアとの隙間がきれいに修正されています。
そしてルーフのインテークの穴を掘っておきました。
ここは何の為に有るのか考えておりましたが,何も気の利いた答えを見つけられず・・・ここからエンジンルームのクーリングは難しいのでリアウインドの外側が渦を巻きそうなのでここに空気を流してリアウインドウの汚れを防止するって言うのは如何でしょうか?雨が降ると雨も一緒に吸い込んでしまいますからリアウインドウは余計に汚れてしまう様な気がしますが・・・。

先程掘ったルーフのインテークの下側に0.2mmのプラ板を2.0mm幅に切った物を接着しました。
このプラ板はルーフを載せた時に受けになる部分でして本来ミニカーには無かった造形ですがルーフも作るのですからせっかくなら所定の場所に取り付ける事が出来た方が良いのではないかと思った次第です。
少し大きめに付けておいてヤスリで削って仕上げておきます,難しい作業ではないですが付けるよりも削る方が神経を使いますね(笑)
また画像には有りませんがフロントウインドウの側にもこの出っ張りを接着しておきましょう。
片側ではルーフが載らないですからね~。

ルーフは余り厚い物ですとボディラインと合わせる事が出来ません。
理由はミニカーのボディをコピーした時にフロントウインドウが低くてバランスが良く無かったですから少し持ち上げてあるのですがその為に厚みの有るルーフではルーフ全体のバランスがとりきれないのです。
ルーフを作る素材は今回真鍮を使う事にいたしました。
メタルの板でも良いのですがどちらかと言えばメタルの板は厚みが有りますし薄くすると強度的にも心配になって来ますからね~。
模型用のハンマーで叩いて整形を始めましょう・・・。

今回は無理に一体で作らず角をきれいに出したかったので3ピースで作ります,最初は上側の一番大きなパネルですね。
軽く叩いて変形させてから形状を確認する為にルーフの上において様子を見ています。

更に細かく叩いてゆきます。
一部分を集中的に叩かず全体を仕上げる様な感じに叩きます、板金作業は言葉にするとなかなか表現が難しいのですが十歳に叩いてみますとそう難しい事ではありません。
叩いていくうちに少しずつわかって来ます、どこをどう叩くかですね。

サイドのルーフの厚みの部分やBピラーに続く部分を作る為に斜めに真鍮板をハンダ付けします。
大体の形状にマジックで書いておきますと目印になってわかりやすいかな~。

片方だけですがサイドの部分が出来ました全体もペーパーで削って仕上げてゆきます。
大きな凹凸はこの時点で無くなります。

反対側も何とか作りました。
手慣れた方ですと両サイドを一度に作られるかもしれませんが・・・私は片側ずつ仕上げてゆきました。
それでもこの程度は仕上げられます。

これで金属製のルーフが完成した様に見えますが・・・実はまだ大切な作業が残っていました。
このルーフには一部ガラスになっている部分が有ります。
理由はご存知でしょうか?

実はルーフをシート背後に収納した場合このガラスの部分が無いとバックミラーで後ろを確認する事が出来ないのです。
ですから一部分を透明素材で作りましてガラスサンルーフの替わりに使ったりバックミラーを使って後ろを見る為の覗き窓にしたりする訳です。
明日はルーフに穴を開けようかな~!!
一応ルーフは完成致しましてピッタリと収まるべき部分に収まっておりますね~。

内装の変更作業Ver.3及びルーフパネルの製作

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こんばんは,すっかり更新が遅くなってしまいました。
本日は午前中は雨がパラついたり止んだりしていました。
ブルーベリーの植え替えをしていましたが雨が降りますと道具を片付けて,止んだらまた道具を出したりしていました。
予定通りに仕事は進んでいますが何か効率の良く無い進み方ですね。

おまけに本日は住んでいる町内会の総会日でして夕方7時から総会に出席して来ました。
ご多分に漏れず副会長と言う重席に居りますと直帰出来るはずも無く直会の後の2次会に呼ばれてしまいまして・・・自宅に帰ったらこんな時間です。大きさの

今日の製作ですがまず最初の作業はルーフの穴をあける事ですね。
サンルーフとしては少々小さ過ぎます、中途半端な大きさのガラスの窓を検証致します。
下の画像はプロトタイプとも言われる物ですね、ご依頼者の方はモックアップではないかと言われていますが・・・正直私にはわからないですね。
今にも走りそうにも見えますが・・・。

そしてコチラが実走が可能らしい車ですね・・・ちなみに白いボディの車が走る動画は無い様ですね。
良く見ますとルーフのグラスエリアの大きさが違いますね,上記のプロトタイプはかなり幅が小さいようです。
それに引き換え走行が可能な実車の方は幅が広いガラスが付いているようですね~、

ルーフの穴をあける前にそのルーフの収納を考えてみます。
本来ならルーフのサイドにステーが取り付けられていましてスライドをしながらシートバックに収まるのですがそこは1/43の模型ですのでその通りにはゆかないのです。
1/1はその様に収納出来ても1/43ではそうはゆかないのです。
ではどこでバランスを取るのかと言いますとやはり着地点というのが有りましてね・・・それは製作者にお任せ頂いた方がより良いと思うのです。
取合えずルーフの支えを作りました・・・この辺りも想像を含めて物になってしまいます・・・画像が無いんですね~。

ルーフを載せてみますとこんな感じです・・・
シートの有る側にずり落ちない様にほんの僅かな支えを接着しておきます、こんな出っ張りは実車には無いのかもしれませんが1/1の指がこの支え無しにきちんとルーフを収納出来るとは思えません・・・からね。

当初の予定ではこれ位かな~と思っていましたがちょっと大き過ぎたようですね・・・

実際に開けた穴はこんな感じですね・・・4カ所に穴をあけておきまして糸鋸で切ります。
細かな刃を使えばそんなに難しい事では有りません。

穴をあけてからヤスリで整形して仕上げています・・・。

ボディに載せてバランスを見ています・・・ちょっと小さめ・・・だいたい良い感じかな?

穴を開けただけではどうにもなりませんね~
ガラスを付ける為にも段を作らなければなりませんので四角な板を削っています,ちなみに使用した板は0.2mmの真鍮板ですね。

ハンダ付けをして作ったルーフに取り付けます。
表側に余分なハンダが流れない様にしないとね~後で困るんですよ。

再び糸鋸で穴を開けました・・・。

ヤスリで削って仕上げています・・・最小限の段でガラスが載る様に・・・考えています。

ボディの上にルーフを載せてみました・・・良い感じで収まっていますね。

エンジンフードの製作

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今日は朝から良い天気ですね。
午前中は畑でエンドウ豆の為にネットをしたり畑のまわりの草刈りをしておきました。
その為にブルーベリーの植え替えはお休みでした(笑)

今日の製作はエンジンフードなのですが・・・あれ!?
フルディティールじゃないからエンジンフードは関係無いんじゃないか?と思われた方は正しい・・・そして正しくないです。
実はエンジンフードには2つの問題が有ります。
このミニカーは元々エンジンフードの筋彫りが切ってないのです。
もう一つはエンジンフードの後側にエンジンの熱気を抜く為のスリットが有るのですがミニカーにはこのスリットが無い、そしてその部分に308GT RAINBOWのロゴが有るのですが上下寸法が狂っていて貼れないのですよ・・・。
これから少しずつ直してゆきます、まだまだ道のりは長いか!?
前にどこかで書いたかもしれませんが再度書いておきます、まずエンジンフードの筋彫りです。
プロトタイプは
リアのプレスラインから少し内側に離れた部分に筋彫りが有りますね。

でも作るのはこちらの車です。
多分走行可能な物ですが、こっちの車ではプレスラインの際に筋彫りが来ていますね・・・ちょっと見難いですが。
デザイン上もスッキリした感じがしますのでこっちの方が良いですね。

後から見ますとこんな感じです、この車は白い物とは別らしいですが筋彫りはピラーの始まる部分から絞り込まれていますね。
これは開けた場合にピラーに接触しない様にしてある訳ですね。
そして文字もこんな感じなんですね・・・スリットも角に有るのがわかりますね。

筋彫りを掘る前にこのスリットを何とかしないといけない事がわかりますね。
素材は例のキャストを失敗したボディの後半部分です。

18mm程の幅の間に30本のスリットを切ります。
丸ノコの刃は1枚で0.1mm程なので2枚重ねて0.2mm幅が切れる様にしておきます。
大きめのタッピングで木片に固定しておきましてフライス盤で切り込みを入れてゆきます。
送り幅は0.6mmです。

スリットを切った部分を切って取り出しております。
不要な部分は全部カットしてしまいます・・・。

製作中のボディにスリットを取付ける為に不要な部分を鋸で切り出します。
鋸だけでは取れない部分も有りますのでノミでカットしてゆきます。

接着してからパテを盛っています。
隙間は結構有りますので・・・地道に製作致します(笑)

パテを削ってから欠けてしまった部分にパテを盛りまた削る・・・(笑)
地味な仕事・・・ですね。

テールランプの下側で左右のランプを結ぶ様なデザインの部分が有りますが、このミニカーでは上下寸法が少し大きいのです。
ここの寸法が違うから文字が入り難い様ですね。
元々有った縁取りの幅の分とその下側に0.5mmプラ板を貼付けましてかさ増しを致しました。
プラ板を貼付けた所までの平面を出しておきましょうか、後で下側の縁を作り直す訳ですが縁を付けてしまってからでは平面が出し難いのです。
カメラの電池切れて写真は無いですがプラ板を削ってパテを入れて面を出して削っております。

その下に0.3mmのプラ板を接着して削りますが先ほど面が出る様に削った部分よりも少し高くなる様に削り合わせています。
テールランプの縁取りと一体になる様に削ります・・・。
プラ板はレジンと異なる色なので完全に別もの・・・の様に見えますがなかなか良い感じに見えますね。

サフを塗る準備をします。
レジンのボディはあちらこちらにパテを盛って修正していますので結構凸凹しています。
サフを塗る事でこの凸凹がよく見えますから次の修正の為に塗っておくのです。

サフを入れました!
やっとここまで・・・と言う感じですね。
実はまだ細かな部品は全く作ってありませんから完成はまだまだ先の事になりますが、サフが入ると何となく嬉しいですね。
ここで使うのはウレタンサフです。
密着もよいですしこの上からポリパテを使っても問題が出ませんからね~。

BBR 1/43 Mercedes CLK GTR-GT GT FIA 1997

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この所たて続けにキットを入手しました。
絶対に欲しい・・・と言う訳では無かったのですがご縁が有って入手に至りましたね。
今日ご紹介するのはBBR 1/43 Mercedes CLK GTR-GT GT FIA 1997ですね。

日本ではWarsteinerと言ってもピンとこないと思いますね。
と言うかプラモデルをかじって大きくなった世代にはD2と言った方がわかりやすいでしょう。
タミヤのプラモデルの1/24スケールの物に同じ仕様が有りましたね。
今までこのカテゴリーでもBBR1/43Mercedes CLK GT Oschrsleben 1998 Origial Teileをご紹介した事が有ると思いますがD2はまだ持っていなかったのです。
いつかは欲しいけどカラーリングはBBR1/43Mercedes CLK GT Oschrsleben 1998 Origial Teileの方が魅力的だと思っていますので絶対に欲しい訳ではなかったんですね。
でも結構格安だったのでついつい・・・右手の人差し指が反応してしまいました!

ボディの方は Origial Teileと同じ物ですがリアウインドウの部分に穴が空いております。
Origial Teileの方はボディ全てがラッピングされますのでこの穴は無いのですがD2はこの穴からエンジンの一部を見る事が出来ます。

ホイールのディスクはエッチング板で準備されていますが少々華奢な印象は拭えません、しかし車体を支えるホイールはアルミに挽き物が付いていますし実際にボディを支えるのはこのアルミに挽き物なので強度は十分に持っています。
BBRのよき伝統かウインドウは外貼り式でエッチングの窓枠が付いています。
元々は量産完成品の為のキットでしてBBRは最初から完成品を作る為にキット開発していますからウインドウを除いて作りやすい事は言うまでもありません。

インストはキットの為に作られた物です・・・これは当然ですね。
必要十分の内容ですね。

Origial Teileと違うのは先ほどのインストの裏側ですね、エンジンの作り方が書いてあります。
Origial Teileはエンジンそのものが付いていませんのでこの部分は無いのです。

恐らく完成品用のデカールは業務用スタイルの大判の物で同じ物がかなりの数同じシートに印刷されている物と思います、キットのデカールは1台分といくつかの予備が小さなシートに納められた物でして切れもキット専用品なのかもしれません。
デカールも古い物でしょうけれど黄ばみも無くいい状態で保存されていたのでしょう。


このキットと同梱されてきたキットがこちらです。
BBR 1/43 Mercedes CLK GTP 24H Le Mans 1999
このキットは上記のキットと2台組で出品されていた物でどうやら欠品が有るのでジャンクと言う事だったのですが調べてみますとホイールのセンターロックが1個無かった様です。
まあそれくらいは替わりの物を探せばそう難しい事は無いと思いますが・・・

他の部品は未開封ですね~。
エッチングも最低必要部分は準備されていますね。

インストもこんな感じで付属しているのです。
エンジンも何も無いので実にシンプルですね~。


実はこのキット以前一回作った事が有りまして確かこの仕事を始めた直後でしたね同級生の3人で3人展をする事になりましたその為に作ったのがこのキットだったのです。
今はどこに有るのか記憶が無いのですが・・・そうだ!私が卒業した中学校の校長室に有るはずですね。
何か講師を頼まれてお話をした時に記念品として残してきたはずです。まだ有るのかな~(笑)





Golden Arrow 1929の作図

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山陰は今日までは天気が良かった様です明日はせっかくの定休日なのに雨が降るらしい・・・
天気が良いうちにやっておかなければならない事は沢山有ります(笑)
その1!
ブルーベリーの植え替え・・・
本当は既にタイムアップなんだけど・・・まだ全部終わっていないので頑張る・・・(爆)
こちらはロシア産のピートモスです。
近くのホームセンターでも売っているのですが40L入りで1300円もしますからかなり費用がかかってしまいます・・・
なのでいつもの森林組合さんにお願いしまして安い物を探して頂きました・・・
こちらはロシアから直輸入の物で圧縮した物を170Lで4800円程です。
開けてから塊をほぐしてやると2倍くらいの量になります・・・
これならまだ格安ですね・・・

ガレージの中に入れてありますから完全発酵した牛の堆肥とピートモス/バーミキュライトを混ぜまして運びます。
一輪車の中で混ぜ合わせておきますと作業が楽です・・・
画像はバーミキュライトを混ぜる前ね!

本当は緩行性の肥料を混ぜ込んでやるのですが・・・
その肥料ですがブルーベリー専用の物って高価なんだよね~
なのでウェブを調べていたらマグアンプKで良いと書いてありましたので一応それを少し混ぜ込んでおります。
この肥料は最長で1年近く効くらしいので秋までくらいなら効いてくれるでしょう・・・。
植え替え前はこんな感じでした・・・根元が狭いのがわかりますでしょうか?直径は40~50cm程でしょうか?

植え替え後はこんな感じ・・・
直径は80~90cm程になります、夏場の雨が少ない時期に新芽の先が5cm程枯れてしまうのです。
多分この囲いの下側から根は出ていると思うのですが芝の下側になりますので水が行き届かないのではないかと思ったのです。
これくらい広くしておけば少しは長く保つかとおもいます。
植え替えは肥料も大切ですが水が一番じゃないかと・・・。

天気が良いうちにやっておかないといけない事はまだまだ有ります。
アバルトを久しぶりに出しました・・・4ヶ月くらいは入れっぱなしだったかな??
山陰ではガレージに入れて有っても黄砂が飛んで来ますので車に上に積ります・・・
そのまま擦ると傷が付きますので水で流して落とします。

内装もちょっと掃除をしまして・・・

実は冬眠前にガソリンを入れておく事が出来なかったんです・・・
入れようと思っていた矢先に雪が降りまして凍結防止剤をまかれてしまったので出られなくなってしまいました。
もうさすがに凍結防止剤も雨で流れてしまっていますので大丈夫でしょう・・・アバルトは錆び止めにドブ浸けされていませんホワイトボディの状態で補強を入れてほぼ手塗りで仕上げられていますのでパネルの二重になっている所や塗装のガンが届かない部分は鉄板のままで有ると思われます。その証拠にロールゲージがAピラーに溶接してありますが塗料が飛んでいない部分が有ります。
ハイオク・・・久々の満タンです!!
短距離ですが久々のドライブを楽しみました。


午前中は2組のお客様がいらしたり,午後からは一組だったかな??結構製作時間が無くなって来ました。
昨日まででレインボウの大まかな部品の製作は終わりました,最終的にはまだ直すべき部分が有りますがこの部分はボディを再キャストしてからした方が良いのでサフまで進めておきました。
アトランティックも有りますが・・・アルファのT33/2も有りますが・・・3台のミニカーも有りますが・・・
今日は次のハードル!?Golden Arrow 1929を進めておきましょう。
この作品はフルディティールで挑戦致しますのでアトランティックの様な作り方になる可能性が有ります・・・結構難しい作品になると思われます。
まずはお客様からお預かりしている完成品を分解して塗装を落とします。
今回の物はメーカー完成品だったので何の塗料を使っているかわからなかったので剥離剤を使っています

剥離剤を落とす時は何をお使いになりますか?
私はシンナーを使っています,水でも良いのですが上手く溶けないので最近は安い工業用シンナーですね。

クリアーとゴールドは落ちたのですがサフは溶けなかったんです,擦れば落ちるのですが。
なかなか綺麗にならないのでビニール袋にシンナーを入れてその中に漬込みます。
ウレタン系のサフでは無い様なのですが・・・

もう一方からお預かりしたキットを出して来ました。
これはキットなので無塗装ですから下処理が無くて楽ですね~(笑)
ボディやエンジンを並べてシャーシの図面を書いています。
エンジンは以前作ったパンドラモデルのネイピアエンジンです,使えるかどうかはわかりませんが・・・取り敢えず参考まで。

お二人の方から資料をたくさん送って頂いておりまして整理して参考にさせて頂いております。
ボディの中に収まるシャーシを作るのが取合えずの目標かな~!




フレームの製作Ver.1

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昨日は定休日だったのですがほぼ一日中雨が降っていました・・・外の仕事は何もできませんでした。
しかも昨日はギャラリーの展示の入れ替え日でした、次の展示の為の机を搬入して使っていたパネル等を片付ける作業も雨天の為に出来ず・・・。

何もしないのは勿体無いのでフレームの作図を進めておりました。
お昼には昼食を食べながら・・・ちょっとだけビールを頂きまして休日らしい気分を楽しんだり・・・その後少しお昼寝など・・・。
普段はそんな事は全く無いので緩みっぱなしの定休日でした。
そうそう先週は九州に遠出だったりしましたから相当に疲れもたまっていたはずです。
ここらで少し休息を取っておくのも悪くないはずです。

今日は昨日の雨が嘘の様に晴れています、最近の定番になっているブルーベリーの植え替えをしておきましてからいつもの様に製作にかかりました。
Golden Arrowは制作上の問題がいくつか有ります。
その一つがフレームがボディの内側に収まるのか・・・と言う部分とエンジンをフレームに納めた場合にエンジンカバーが巧く脱着出来るのかが製作のポイントになります。
今の時点ではフレームが完成していないのでエンジンは検証する事が出来ません ・・・順番とすればまずフレームを作ってボディとの具合を確認してからエンジンという事になりますから今はまずフレームを作る事に専念しないといけないでしょう。
作図したものを見ながら真鍮板を切ってゆきましょう・・・。
使用したのは0.5mmの真鍮板(アトランティックは0.3mmだったと思いますので大きい分少し厚めの板を使っています)を切っております。
0.5mmの真鍮板は金切り鋏で簡単に切る事は出来ますが切りますと下の画像の様に大きく曲がってしまいます。

いつもの様に4枚同じ物を作りたいので4枚重ねでハンダ付けした物を加工します。
同じ物を作る為にはこの方法が一番簡単じゃないかと思います。
その為にはまず真っすぐに延ばさなければなりません・・・四角な金床の上で叩いて延ばします。
どこをどう叩けば真っすぐになるのか口で説明がつかないのですが叩いていればわかります(笑)


揃えてハンダ付けをしますがこの時に基準になる辺を決めてハンダを流すと良いですね。
どこかが小さかったり致しますとその部分は使えなくなりますから・・・少し大きめにしておくのも方法ですね。

基準となる辺を削ってみました・・・
一応寸法が不足している様な部分は無くちょっと安心(笑)
大きめのヤスリでザックリと削るのが良いですね、小さなヤスリでは真っすぐに削るのが難しいのです。

重ねた真鍮板にケガキ線を入れまして、不要な部分を糸鋸でカットします。
この時に気をつけたいのが糸鋸の刃の大きさです。
今回は0.5mmの真鍮板が4枚重なっています、正確に言えばその間にハンダの層も有りますからざっと2.0mmの厚さになりますから刃は細かな物では切れません、面倒かもしれませんが糸鋸の刃を大きな物に交換してから加工をした方が良いですね。
2.0mmの真鍮板というのはそれ位難物なんですよ(笑)

切り出したフレームをメタルのボディの中に入れてみます・・・
まあ採寸はしていますから入らない事は無いのですが、それでも設計ミスが有れば使えない物になってしまいますからね~。
まだメインの板が1枚だけなんですがこれで立体のフレームがこのボディの中に入ったら凄く精密な物になってゆくのではないかと・・・予感させますね。

現在考えられるだけの穴を開けておきます。
というのも組み立ててから左右のフレームの同じ位置に穴開けようとしますと必ずズレが生じます、わかるもの(クラッチペダルのシャフトとかフロントサスペンションの位置決めのシャフト等)は今の内に開けておくのが良いですね。

穴を開けたり削ったりの作業が完了しますとハンダゴテを当ててハンダを溶かしましてフレームを分解致します。
分解したら必ず水洗いをしておきます、フラックスが付いていますと腐食を進める事になりますからね~。

余分なハンダを削り取りまして歪みを無くす為に再びハンマリングです・・・
そして歪みが無くなりましたらペーパーで研磨します。
同じ作業を4枚分繰り返しましてやっとフレームの板(今日はこの板だけですよ)が2台分完成致しました。

AMR 1/43 Ferrari315S 1957 Le Mans or Mille Miglia

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この所ルフ氏が原型を作られたキットを5個も購入する機会がありました。
何でも1/43を趣味としていらっしゃった方が他の趣味に鞍替えだそうでして・・・(笑)
購入者を探していらっしゃった様です、友人(お役様!?)を通じてご紹介を頂きましたので購入させて頂きました。
この5個のキットのうち1個だけを本日ご紹介しておきましょう。
機会がありましたら他の4個もご紹介するつもりです。

本日のご紹介は Ferrari315Sです。
記憶に間違いが無ければ以前に315Sと335Sはお客様のご注文で製作した事が有りますね。
もうこの仕事を始めてから12年も経過してしまいましたから記憶も少しずつ曖昧になって来ているのも事実です。
話が横道にそれますが無くなったジオログのデータをお客様から送って頂いて見直す機会がありましたが何と懐かしい事・・・すっかり忘れていた記憶がよみがえりましたよ。
今の様に自由自在に作る事が出来なかった時期でも何とかして作っていたのだ・・・と思い出しましたね。

今回入手したキットの仕様はLe MansとMille Migliaのどちらかが製作出来るキットですね。
以前作った物は確かLe Mansだったはずなので仕様の違うキットが存在していたのかもしれません。
このキット一応Refが06Aになっていますから最初はこの仕様で出ていて他の06Bとか06Cとかも存在しているのかもしれません。

315Sと言いますと比較的最近下間さんが原型を作られてラクーンさんが販売されたキットを思い出しますね。
あのキットが出るまでは315Sって結構知らない方も多かったんじゃないでしょうか?
同じ様なボディ形状を持っている250TRシリーズなどはかなりメジャーな存在なのですが・・・
315とか335辺りになりますとご存知でない方が多くなってしまいます。

ボディの捉え方は如何にもルフ氏が作られたな~と言う感じのちょっとマッシブな形状ですね、下間さんのキットも持っていますが下間さんの方が正しい形状なのかもしれません。
がこのキットと比べますと少し大人しく感じられる物も事実でしょう。
一概にどちらが良いという判断はしません、それをするのはヤボという物でしょう。
皆さんそれぞれ好みが有りますから、色を塗って組立ててみないと本当の良さはわからないと思います。
それはどちらのキットにも言える事ですね。
この顔つきを見ますとルフ顔とでも言いたくなるのは私だけでしょうか??

部品はほぼ未開封で奇麗ですね。
デカールだけは袋に入れ直してあります。
この時期のデカールはインストに挟まれていたり箱の底の部分にはさみ込まれていたりしますから袋に入れ直しの作業は必須でしょう(笑)
エッチングが付いている所を見ますと初期の設計では無く最後頃に近い設計である様に感じられますね。

インストはこんな感じです。
エッチングのグリルが平坦な物になっています、今時のキットですと格子状のグリルはエッチングを組立ててゆくのが標準なんですが・・・これもまた時代かな~。

デカールの指示はこんな感じです。
気をつけてみますとその仕様の違いに対応する様に細かな部品も付属している様ですね。
この辺りにもこだわりを感じます・・・
またMille Migliaのゼッケンは535ですが・・・
あの有名なベンツの300SLのMille Miglia仕様は722が有名ですね。
あれって7時22分スタートという意味だったはずですがこの315Sは535・・・と言う事は5時35分のスタートなんでしょうね~。
かなりスタートが早い時間なんですね・・・ドライバーさんは何時に起床なんでしょうね?1時間前に起きても4時半ですよね~眠たくないのかな~??なんて想像をしてしまいます。
だって4時半は当然として5時35分など私はまだ寝ていますからね。





Le Phoenix 1/43 Jaguar TypeD Ec.Ecosse n°3 1st LM

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3月になるとジャガーが手に入る・・・?

冒頭から変な事を書いておりますが・・・
実は最近5個のキットを手に入れたと書きましたが、その一つがこのジャガーDタイプのキットなのです。
まあたまたまなんですけど3月発売のオクタン(日本版)が手元に届きましてパラパラとめくってみていますとジャガーDタイプの記事が出ていました。
こんな画像を見せられるとグッと作りたくなってしまうのはモデラーの性か・・・それとも.ただ単に影響されやすい性格なのか・・・(笑)
しかしかっこいいじゃ有りませんか~!

そんな所にキットの買い取りのお話が来ましたので、一応ちょっとだけ迷ったのですがやはりこれもご縁ですからお譲り頂く事になりました。
送って頂いたのがこのキットです・・・

パッケージを見る限りラクーンさんが売られていた物でしょうか?
まだ消費税が5%の時と思われますね・・・この字体の物はフェニックスのオーナーさんが時々再版(って言うのだろうか?)しておられる物ですね。
と・・・・ここまで書いて以前同じ事を書いた様な気がしまして検索してみますと昨年2014年の3月14日にこのキットと同じ物をラクーンさんで買った事を書いていますね
ありゃ~また同じ物を買ってしまったよ・・・。
まあかっこいいから何個有っても良いんだけどね~。

内容は全く同じですね・・・ボディもキャスティングは奇麗ですね。
この時期のキャスティングは実に安定していますね、もうホワイトメタルのキャスティングが確立しているんでしょうね~。
レジンでもまだまだ100%でない私と比べると月とスッポン?もう神様クラスでしょうね~。

エッチングの部品もメタルの部品も開封した形跡は全く無いですね。
多分買われたまま仕舞ってあったのでしょう・・・。

インストもいつものコピーですが・・・時代によって紙質が替わっているのも面白い所です。
昔のパッケージでは紙の色が真っ白では無い、ほんの僅かに黄ばみの有る物が使われています。
それは焼けて色が変わった可能性も有りますが、はこの中で日に当たらない様に保管されて来ていますから変色は少ない物と思っています。
紙の白さというのも変わって来ていますのでその辺りからも時代を読む事が出来ますね。
最近はPCプリンターの普及で白の色が一層真っ白に近くなって来ていますからね。
昔はそこまで白い訳ではなかったんですよ・・・。

ルフ氏のボディ分割はだいたい納得のいく物が多いのですがこのDタイプだけはちょっと考えてしまいます。
反ればボディサイドの分割ですね。
シャーシ側にボディサイドが少し残った分割になっていまして最終組立て時にどうしてもここが気になるのです、他の筋彫りと比べればかなり太くなりますからね~。
まあジャガーDタイプはボディサイドが絞り込まれたデザインになっていますから仕方が無いと言えばそうなんですが・・・



私がこの仕事を始めて少し経過した頃ヤフオクにこのジャガーDタイプのレプリカが出ていましてね。
確かノーブルP4に乗っていた時だったと思うのですが・・・
このジャガーDタイプが欲しくてね~
ノーブルP4はハンドリングが余り面白くなかったから手放したんだけど・・・このDタイプもレプリカだからハンドリングは期待出来ないかも・・・と思って買わなかったんですよね。
当時のレプリカを作っている会社はテストコースが無かったので限界的なハンドリングはテストしなかったらしくてねハンドリングはボロボロだったんですよ。
僕はノーブルP4を1/1のプラモデルだと思っていた。
置いておけば絵にはなるのですが、走らせたら最低だった・・・と。
格好は実に良かったけど・・・普通の車を乗っている人はわからないでしょうねハンドリングが良くないと言ってもね~。
普通に売っている車はどんな安い物でもメーカーがきちんとテストして設計をして製造して販売していますからねそうハズレは無い訳です。
もう一つの敬遠の理由はCGの1978年4月に小林彰太郎さんがリポートされていますが(この車とは違う物だと思うけど)Eタイプと比べると直進からの応答が鋭くないとかサーボを備えるが4輪ディスクブレーキは滅法重いと書かれているのでやはりP4と同じだしテストをする事が少ないレプリカなんだ・・・と思わせてしまいます。
でもDタイプとかを見ますと車を長く楽しみたいのならやはり電子制御の無い物の方が単純で維持しやすいのだろうなーという気になってきますから不思議な物です。

このキットを見る度に心が揺れたあのDタイプレプリカの事を思い出すのです。

フレームの製作Ver.2

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今日は朝から雨と風が強くて一日中部屋の中での作業になりました。
製作の為には良いのですが・・・外の仕事は全く進みませんね~。
私のアトリエは平屋なのですが強い風が吹く度にパキパキと軋む音がするんですが、大丈夫なんでしょうか?
一瞬強度不足か?なんて疑いたくなるのですがここはまわりに建物が無いので強い風が直接吹き付けるんですね・・・それでかどうかはわからないのですが・・・やっぱり強度不足かな~。

さて製作ですね。
今日もゴールデンアローを作ってゆきます、一段落つけられるまではこれを進めますが、問題はどこで切るかですね・・・。
せめてフレームが完成する部分まではこれを進めておきたいのです。
フレームの強度を増す為に上下の折り曲げ部分を取付けます、使ったのは1.5mm幅の真鍮帯金です。
ハンダ付けで組立ててゆきます。

上側の折り返しを取付け完了しました。
前の方はちょっとハンダが流れ過ぎましたね~後で削っておきましょう。

片側だけですがフレームの補強が付きますとペナペナのフレームも強度が出てきます、そんなに簡単には曲がらなくなりました。
余分なハンダを削って見ますが・・・なかなかカッコ良いですね。

2台分全てのフレームの上下の補強が完了しました。
余分なハンダも削りましたし磨きをかけました。
凄いと思っているのは作った本人だけですね。

今度はフレームの間のメンバーを取付けます。
前側のメンバーは真鍮パイプですし、後側は真鍮の角線を2本くっつけた物ですね。
前後の物は結構単純な物が多いんですね。

フレームの幅は20mmボディの内寸がフロント側で2.05mm程
後側ですと22.5mmくらい有りますね~本当に前後で幅が違ったんでしょうか??
それとも原型を作る時に間違えたのかな??
2台分とも形になりました・・・

左右のフレームの間にはいくつかのメンバーが付いているのですが後から3番目のメンバーを作ってみようかと思います。
ちなみに見難いですが・・・こんな感じです。

厚みは結構有りそうなので2.0mmの真鍮板を使って切り抜いて作ってみました。
さすがに厚みが2.0mmも有りますと削るのもなかなか大変ですね、しかも同じ部品が2個欲しいからと言ってハンダで2枚重ねて切って削るというのは無理ですね。
余りにも厚過ぎます・・・。

最初は荒いヤスリで削ってから少しづつ目の細かな物にしてゆきまして最終的にはペーパーに交換して仕上げました。

仕上げたメンバーをフレームにハンダ付けします。
さすがにこれを付けますとフレーム自体がしっかりとしますね・・・。

やっと2台分のフレームがここまで出来ました、他の二つのメンバーはエンジンとの兼ね合いが有りますのでこの時点で作ってしまうのはなかなかリスクが多いですね。
ここからですとボディにフレームを入れる事を考えたりボンネットの中にエンジンを入れる様に調整してからにした方が良い様ですね。



ここでキリは付いた様な気がしますが・・・次はT33/2に行くのかそれともアトランティックに・・・今夜一晩考えましょう(笑)

ボディの加工Ver.1

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今日の予報では朝夕は雨が降ると言っていたのに、朝は取り敢えず降らなかったですね。
昼間は少し寒いけど曇りだったし・・・
今夜は皆既月食らしいけど・・・山陰は雲が多めなので多分見る事が出来ないのかな~。

さて製作の方は他の物に移行しようかと思ったのだけど、フレームとボディの合体が非常に気になりますのでこのままボディの加工をしてみました。
取り敢えず1台を進めておいて具合を確認してから一旦他の製作に移行してゆこうかと思っています。
やはり心配なままでは次に進めないですからね~(笑)

と言う事でボディの加工を始めるべく完成品の塗装を完全に落としました。
サフが残っていましたのでシンナーに浸けておいて古歯ブラシでこすって落としております。
上側が元完成品のボディ、下側は後でご注文を頂いたキットのボディですね。
細かなバリが削ってありますので元が完成品とわかりますね・・・下側は未加工なのでキャストした生地がそのままなんです。

まず元完成品のボディのノーズを切り落としました。
この部分には実車も分割ラインが有りますからここでカットするのは間違いではないはずです・・・。
まだドキドキ物ですよ(笑)

シャーシが収まる部分の上側を切り取ります。
どこまで切るかは少し考えたい所なんですが・・・ここにも実車の分割線が有りますから・・・ここもまだ間違いでは無いはず・・・。
現在切っているのは元完成品の物の方ですキットの方はまだそのまま保管しております。
もしも元に戻す事になっても寸法がわからなくなると困りますから2つとも切ってしまう様な事は致しませんよ・・・(笑)

サイドのパネルの上側の部分も切ってしまいました・・・どこを切ったのはご理解頂けるでしょうか??
ここの部分にこの様にフレームが収まるはず・・・なかなか難しそうですね・・・。

次にカットしたのがこのテール部分ですね。
ここにも分割線は有ります・・・しかし上側だけですけどね。

更にバラバラになります・・・
コクピットの上側の部分をカットしました・・・これでいよいよバラバラですね~はたしてもとに戻るのか心配になってきます・・・。

サイドパネルはフレームの上側に少し回り込む様に曲がっていますからこのぶぶんを1.0mm真鍮角線を使って再現しておきます。
強度を増す為も有りますから・・・作り方は間違っていないはず・・・少し心配になってきました(汗)

下側の寸法も足らないので0.8mmの真鍮角線を使って下側の寸法を増します・・・強度アップの為も有りますよ。
あくまでも基準面はこのパネルの上側ですから上側と平行なラインを作ります。

メタルを盛ります。
隙間に流し込む感じとでも言いましょうか?
両面から溶かし込んでやりますと後で削ってもスがでませんよ。
ついでにサイドタンクの取付けステーが付く部分の穴を塞いでおきましょう、ここは大きめなのでメタルの板を使って埋めておきましょう。
左側は加工前、右側は加工後ですね。

こちらが裏側です。
しっかりと流れ込んでいるのがわかりますね~。
これくらい流れているとスは無いですね。
余分な穴も埋めておきましょう、もう一個ボディが有りますから寸法がわからなくなる事は無いので少し安心・・・。

リアアクスルのカバーの内部のパネルも削り取っています。
この部分はリアシャフトを支える為に作ってあったと思われますが今回は中身を作るので実車と同じ様にスプリングでアクスルを支えますから要らないのです。
全体を平面が出る様に仕上げてみました。

AMR 1/43 Ferrari250GTO 1962 #3589GT Tourist Trophy

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この所新しく入手したキットのご紹介が多いのですが後数個有りますのでもうしばらくお付き合いをお願いしたいですね。

今回のキットはそう珍しくないでしょう・・・AMRの250GTOですからね~。
皆さんもう沢山お持ちでしょうから・・・
でも私はこのキットを持っていなかったんです。
250GTOは沢山有るのですがそのほとんどはロードカーの物なのです。
ロードカーならデカールさえ準備すればレースカーにはなりますから「どれでも良いや」と思っていたのですが・・・実際には右ハンドルだったりボンネットにスリットが切ってある物はなかなか作り難い物ですね。
その一つがこの仕様の物なんです・・・Ferrari250GTO 1962 #3589GT Tourist Trophy

ボディは後期仕様のガラスビーズをサンドブラストした様なキャスティングがされています。
初期の頃の物はツルッとした金属地の物が多かったのですがメタルが変わったのかキャストの方法が変わったのかわからないのですが・・・とにかく後期タイプの白い箱の物はこの様な表面なんですね。

こちらはバキュームパーツですが・・・
誠に残念な事にちょっと潰れてしまっています。
見えますか??

問題が有るのは一番メインになるコクピットの物でフロントウインドウの部分が使えませんね~。

原因はこれです!
最終型の箱になりますと運送中の破損を防ぐ為にスポンジが貼られているのですがこれが逆にバキュームパーツを常に押している訳ですね。
そのまま押し続けるとこうなってしまいます・・・
安全に輸送する為の物が逆に部品を傷めてしまうのは残念です。
ただご心配に及びませんよ、当方には沢山キットが有りますから使えるキットからバキューム型を作って(実は既に持っています)絞れば良いのですから・・・。
何の心配も要りません!
それにウインドの部品はいつも作っていますから・・・それこそ鼻歌まじりです(笑)

他の部品もこんな感じで・・・全部揃っていますね。
この穴空きのボンネットは使うかどうか不明ですが・・・スリットの部分だけエッチングを作ればより良くなりますね~。

インストはいつものルフタッチで描かれています。
最近のデジタルデータを使ったインストも見やすくビジネスライクな物ですが・・・手書きのインストは味が有っていいですね・・・。
実は私、今まで作った物はインストだけは手元に残しています。
いくつかは無い物も有りますが99%は残っていますね。(お客様にお返しした物はコピーを残しております)
インストマニアかも・・・(笑)

最終型の良い所はカラー画像が付いている所ですね、それまではモノクロのインストでしたからね。

Studio_Rosso版 FerrariGTO 3台セット 

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以前メイクアップからフェラーリ3台セットが発売されていましたね。
それから版権の問題でメイクアップさんからはフェラーリが出なくなってしまいました。

少し前にお客様からご相談を頂きましてシルバーのフェラーリGTOの3台セットが作れないか?との事でした。
ショップに有ったのは599GTOと288GTOでした、599GTOはキャリパーがイエローでホイールがブラックの特注!?品ですね。
288GTOはオプション内装とオプションエキゾーストが付いておりました。
このままでは車検に通らない(!?笑)のでエキゾーストだけを格好の良い標準品の4本出しに交換しました。
内装はデイトナシートの方が良いので外装と内装が違うオリジナルの仕様になりました。

そして250GTOのシルバーは自宅のコレクションから引っ張ってきました・・・(笑)

市販品の3台セットでは有りますがStudio_Rossoでは何処にも無いオリジナルの3台セットもご準備が可能です・・・ただし店頭在庫のみですけどね(笑)

そして展示ベースは友人作のオリジナル木製ベースでサイズはメイクアップの物と同じサイズです、ただ厚みは少し厚めでどっしりとして重厚感が有りますね。
どの様な配置がよろしいでしょうか?
メイクアップ製と同じ配置ですとこんな感じです。

いくつか配置を替えた物をアップしておきましょう・・・

斜めに配置して横一線ですと・・・

配置と車の並び順は指定出来ますから合わせてご検討ください。

現在ベースの板は塗装工程に入っています。

ボディの加工Ver.2

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昨夜から今朝にかけて結構雨が降りましたね~。
かなりでしたよ~!

夜中には落雷も有った様でして余りに大きな音だったので飛び起きてしまいました。
何時頃だったんでしょう??
時計を見ずに再び寝てしまいましたが・・・あれはどこか近くに落ちていますね~自宅が揺れた様な気がしますよ。(笑)

今日も昨日に続いて結構忙しくお昼に食事をとろうと厨房に行きますと何だか手伝わなければならない雰囲気が・・・ヒシヒシと伝わってきまして2時間程手伝ってしまいました。
一時期の事なんですけどね~。

少し時間を取られてしまいましたがそれでも製作を開始致します。
昨日に続いてボディの加工を続けます。
フレームの両サイドにボディパネルを取付けておりますがこれはまだ瞬間接着剤で仮止めしているだけなんですが最終的にはビス止めにて固定出来る様に致します。
その後側の加工をしておきましょうか・・・
この開口部分は左右で少し寸法が違いましてその誤差を直しておかないと具合が悪い訳ですね。
1.0mmの真鍮角線を使いまして補強と寸法を調整致します。
断面が真鍮色なので作業後という事がわかるでしょうか?

次は手前側ですね。
この様にポイントで付けて寸法を調整しておきます。
最終的には全体にメタルを流してしまい削って仕上げという事なんですね~。

そしてコクピットの部分ですが開口部が少し大きめに見えますので中央部分を一旦カットしておきます。
切らずにその内側にメタルを盛っても良いのですが削る場合に左右を均等に削る事が難しいので中央をカットして幅を詰めます。
その為にフレームの幅をほんの僅かに狭めて作ってありますから丁度の寸法になるはず・・・。

この様にピッタリと収まります
しかしフレーム側には何の受けも付けてないのでこのままと言う訳にはゆかず・・・

取り敢えずコクピット付近のパネルをメタルでハンダ付けしています。
先ほどまでは前端と後ろ端を軽くハンダ付けして仮組していましたのでそのままですと力がかかった場合に変形してしまう恐れが有りますからね~。
奇麗に溶けたメタルが十分な強度を生み出します。

コクピットよりも前側はフレームの折り返しが出っ張っていますのでメタルのボディパネルを支える事が出来ますがその後側はボディが微妙に持ち上がっているのとフレームの上下寸法が小さくなってゆきますのでコクピット部分のボディを支える物が何も無いのです。
まあ今の所は摩擦で止まっていますがそのままでは取り扱いが微妙になりますので0.2mmの帯金で受けを作っておきます。

受けの真鍮板の上にコクピット部分を乗せてみましょう・・・かなかなピッタリに収まっていますね。
ご依頼者のLさんの御希望で2本のプロペラシャフトやリアアクスルが見える様な仕上げにして欲しいと言われていますのでこのコクピット部分はぜひとも脱着出来る様にして仕上げたいのです。この車の場合その辺りが特殊な構造になりますので表現しない訳にはゆかない部分なんですね・・・大変なんですけど楽しみも有る部分なんですよ。

次はテール部分を取付けたいですね。
テール部分はホイールの内側に不要な壁が有りますからこれを削っておきましょう。

一度に全部をハンダ付けするのはダメですよ。
一部分を合わせておいて一ヶ所ポイントでハンダ付けしておきます・・・この場合画像ではコクピット部分のパネルを載せておりませんが位置を合わせる場合には必ずこのパネルを載せて合わせ具合を確認しながらハンダ付けを行ないましょう。

パネルの位置関係が決まったらしっかりと溶かし合わせてハンダ付けします。
この部分の削りは後で行ないますよ。
先に削ってしまいますと強度が落ちてしまいますので変形が心配なんですね。

何故そんなに強度が低いのかと言いますと裏側に何も無いからなんですよ・・・。
このキットも完成品もこの部分には何も無いので先ほどハンダ付けをした部分で重いテールフィンを支えているのです。
まあ後ろから見た場合にここに何も無いのは不自然なのでこの辺りのパネルは全部自作しなければなりません。

ウェスタンモデルのゴールデンアローはフルディティールにしようかと思いますとボディ関連だけでも大変な作業量になりますねたったの1台だけでもこの手数ですからね・・・。
今回はボディの加工を1台分しか行なっていません一度に切ってしまうと寸法がわからなくなってしまう為ですね、一応の状態まで進みましたらもう一台を加工し始めます。


Le Phoenix 1/43 Ferrari250GT SWB 60

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私が入手するキットは特に珍しい物だけでは有りません。
今回ご報告した物は普通のSWB・・・

Ferrari250GT SWBと言いますと皆さんはどの車を思い出されますか?
そうレース用の250としてはTRやGTOに比べてやや印象の薄い物と思います。

しかしレースシーンでは意外と活躍しておりまして良くご存知のLe Mansでは1960年から1961年にかけては大挙して出場しておりました。
その数は250GTOをしのぐ物だったのです。
印象が薄いのはそのボディ形状からか?それとも元々がロードカーに近い設定だったからでしょうか??

メタルキットとしてはSMTS製かこのフェニックスのキットがよく知られていますね。
私もご多分に漏れず両方所有しておりますがSMTS製はボディサイドの下側の絞り込みが少くなくて少し印象の違う物でしたね。
実際に作る場合はこの部分を如何に加工するのかがポイントでしょうか?
一方今回入手したキットはこのサイド下側の絞り込みを再現する為にボディサイドの厚みをかなり厚めに取っております。
この部分は型の抜けを考えると絞り込みを考えれば厚くしなければならないという理由からかなりの厚みになったのではないかと考えられます。
どちらのキットも一長一短が有りますがあくまでもそれは作り手のイメージに合わせて素材を検討し制作の方法も変えて作るべきなんだろうと思います。
フェニックスのキットは顔つきがちょっと違う印象を持たれる方も多く250GTOに比べますとその作例も少ないですね。
製作された方の中で顔つきを自分の理想に近くする為に大改造をされる方もいらっしゃいますがその道のりはなかなか困難な物なんです。
このキットの場合はそのまま組まれる事をお勧め致します、塗って組立てますとまずまずの雰囲気にはなりますから・・・。
実車の方もまだ手で叩いて作っている時代ですから多分グリルの形状など車ごとに違うと思います。

サイドから見るボディはなかなか良い感じですよ。


今回お譲り頂いたキットは細かな部品は袋に入ったままで未開封ですね・・・
ホイールもフェニックス特有の形状の物が同梱されています。
このホイールですがフェニックス以外のキットではあまり見ない形状ですね・・・専用品なんでしょうか??
今回ロードカーなのでデカールは必要最低限しか有りません・・・しかも経年変化で使えるかどうかは不明ですね・・・。

インストも昔のままですね・・・
当時物のフェニックスのキットは細かな挽き物部品がセロテープでインストに貼って有ります、これがオリジナルの姿ですね。
しかし経年変化でセロテープが剥げてしまって細かな挽き物部品が行方不明になっている事も有ります・・・袋に移し替えておいた方がいいのかな・・・(笑)


ボディの加工Ver.3

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今日も山陰は雨が降り続いております。
朝からほぼ止み間が無い状態ですね~そんなに強くは降りませんが長い雨ですね~。
中庭の芝生はこの雨を頂いて少しずつ緑が濃くなってきました、それと共に雑草は一段と大きく育ってきましたね。
雨がやんだら草取りをしなければなりません・・・種まきもしておかないといけないし、ブルーベリーも完了していないし、生姜も植えなければなりません。
今年の春はかなり忙しいですね~。

この所県議会議員の選挙戦が始まっていまして朝から夜まで選挙カーが来まして賑やかですね、今回私の住んでいる安来市では定数が2の所に3人が立候補されましたので選挙になったのですが、この3人の方少なからず皆さん知っている方でしてどなたに投票しようか大変迷う所では有ります。
3票有れば皆さんにお入れしたい所なんですが・・・それじゃあ選挙にならないでしょうしね・・・。
投票日までいろいろと迷う事に致しましょう。

さて本日の仕事ですが、相変わらずGolden Arrowのボディに遊ばれています(笑)
なかなか困難ですね・・・・
今日は真鍮板を切る所からです・・・
ボディの後部下側のパネルを作りたいのですが厚みを何ミリにするかで迷いますね。
薄ければ加工は楽なのですが、強度的にはちょっと落ちますよね。
逆に厚ければ強度的には十分余裕が有るのですが、加工は大変面倒な事になります。
今回は最初に0.2mmで切っていたのですが、強度の点から0.5mmにしておきました。
と言うのもコクピット部分をカットしていますので現状その両サイドの左右の幅6mmの部分で重たいテールフィンを支えているのですね。
少しでも強度が有った方が良いと思われますので厚めの物を使用しました。

次に少し叩いてRを付けましょう。
この部分の板は完全に平らな板ではなくて少しRを持った板ですので叩いて曲げておきます。
叩いた部分は傷が付いてしまいますが0.5mmの真鍮板ですから奇麗に加工しようと思いますとやはり叩かなければなりません。
焼き鈍しをしておけば柔らかくはなりますが張りが無くなってしまいますので今回焼き鈍しは無しです。

ボディ後部下側はこんな感じになっています先ほどの板を付けますがテールの胴体部分が少し出っ張ってしまいます。
この部分は後ほど真鍮板で作り直す予定なので一旦この部分を削り取って板が正確に嵌る様にしておきます。

板の両サイドを削ってボディに合わせます。
メタルのボディですからやはり合わない部分が出来てしまいます、ボディに合わせる為に両サイドの調整は欠かせません。
ついでにハンマーの打痕もヤスリをかけて削っておきますと後での研磨が楽ですね。
真鍮板の後部の中央に小さな穴が開けられているのがわかりますでしょうか?この穴は後でボディの胴体部分を真鍮板で作って取付けますから穴を開けておかないと中の空気が出られなくてハンダが奇麗に流れないのです。
先に通気口を開けておいた訳ですね。

板をハンダ付けしました・・・この場合後の合わせ目はメタルを流して完全に一体にしております、前側は点付けにしておきまして簡単に調整が出来る様にしておきます。
テールの左右の高さを確認してから本付けします。

胴体後部の盛り上がりの部分を0.5mmの真鍮板を折り曲げて板金しました。
ボディと奇麗に合う様にハンマリングと削りを繰り返します。

先ほどの三角形の真鍮板を取付ける為に仮組にて位置を合わせております、その前の方にマジックで付けた黒い点がわかりますか?
あれは取り付けの時に位置関係がわかり難くなりますから中央の印をつけておいたのです。
目印ですね・・・・

メタルを流しています。
メタルのボディと真鍮の三角形の部品の継ぎ目はメタルで埋めています。
真鍮のパネル同士は普通のハンダですね・・・まあ変えなくても良いと思いますけど・・・それでもハンダの方が流れが良いですからね。


余分なハンダやメタルを削って落としておりますボディラインとスムーズにつながりましたね。

先ほど取付けたアンダーパネルですが、両側は少し出っ張りが付いている様ですが左右でその幅も出っ張りの高さも違っていますので修正が必要になりますね。
まずガイドにする為に真鍮板を切ってハンダ付けします。
少し長めにしておいた方が持ち手になって楽が出来ます。

この隙間の寸法だけ小さいのです。
高さは左右で合わせて削っておきましょう・・・。

この隙間にもメタルを盛っておきます。
真鍮かなにかの板でカバーしてもいいのですがこの中に空気が有りますと後でそれが悪さをする事も有りますからしっかりと溶かしたメタルを入れておいた方が寿命が長いでしょう。
こんな場合は真鍮板をハンダ付けせずにパテを盛った方が楽なのでしょうけれど耐久性に面から言えばちょっと心配ですからね~。

これで全体にメタルを盛る事が出来ました。
次は削りますね。
大きなヤスリで均等に削りましょう。

画像に向かって右側は削りが完了しました。
反対側も削ってから更にバランスを確認して削り合わせましょう。

次はリアアクスルのまわりの翼断面形状の部分を作ります、この部分を作って初めてリアのテールフィンをボディで支える事が出来るのです。
使ったのは0.5mmの真鍮板ですね。
ここも強度が欲しいですからね・・・。

そしてその内側の板を作ります。
ここは厚みが0.8mm欲しいですね。
ところがそんな真鍮板を持ち合わせていませんからロールで1.0mmの板を0.8mmまで加工します。
意外と簡単に出来ますよ・・・(鼻歌!)

翼断面の内側の形状に合わせてケガキしてから加工しています・・・時間はかかりますが難しくはないでしょう。

そしてハンダ付け・・・左右とも取付けますと強度は抜群ですね。

削って仕上げております・・・
上側は未加工のボディ、下側は加工済のボディですね。
翼断面の部分が完全に再現されているのがわかりますね・・・キットのままでは翼断面の下側は無いのがご理解頂けるでしょう・・・例えプロポーションで仕上げる場合でもこの部分の再現は必要じゃないでしょうか?
というかこの部分のパネルが有って欲しいですね・・・。

Le Phoenix 1/43 Ferrari250TR 57 LM58 No.17

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この所毎日午前中は入手したキットのご紹介ですがこれでやっと5個目です。
これでやっと追いついた感が有りますね・・・(笑)
まあ実際には他にも有るのですがお手つきだったり・・・部品だけだったりしていますのでご紹介の範囲には入っていない物も多数あります。

今日のご紹介はこちらです・・・

Le Phoenix 1/43 Ferrari250TR 57 LM58 No.17なんですが、・・・
ミネルバ43がこのキットを複製してから250TR/57は珍しくない物になってしまった感じがしますね、しかし少し前に5台をエンジン付きで一気作りした私にとってはこのキットはやっぱり良いキットなんです。
ではミネルバじゃあダメですか?と言う質問が来そうですが・・・エンジン無しなら良いかもしれません。
あの制作記の途中にも記しましたがミネルバのボディは(LHDに限っては)このフェニックス製のキットの完全コピーなんです。
しかし何らかの理由でボディの一部が薄いんですよ・・・
一番困るのはボンネットの筋彫りの下側が薄い事でしょうね。
開口してボンネットの受けを付けようとしますとその部分の厚みが不均等なので一定の段にならないのです。
フェニックスではこの様な事は無かったのでこれはゴム型を作る場合か原型を作り直す(コピーして)時点でミスが有ったのではないかと思われます。
ただ全てのキットに該当するのかは不明です。
その様な理由で僕はミネルバのキットは余り褒める事が出来ないのです。
まあ単にコピーした商品を売ると言う1/43にはよく有る事では有りますがほぼ手を加えないで売るというのは道徳的な面からも賛成は出来ないですね。

そう言う意味では絶対的に作りやすいのはフェニックスのオリジナルキットですね。
やはり本物は良いのです・・・例え少々高価でもね。
ボディのキャスティングも奇麗ですね。
コピーキットの様に表面がザラついていません・・・ツルッとした金属色しかも研磨して奇麗になった訳では無い質感が素晴らしいですね。

細かな部品も欠品は無し・・・オリジナルの袋に入っている様ですね。
今回はバキュームも大丈夫です。

奇しくも前回5台作った時に唯一作ったLHDの黄色にブラックのストライプが入ったNo.17の仕様なのです。
しかも・・・今回このキットをご紹介くださった方は私が製作した黄色なNo.17をご注文くださった方だったり致します、何と言う奇遇でしょう!!!
多分完成品とキットどちらも一揃いをご自分でお持ちになっていた方が良いのでは無いですか?と言いましたら「もう250TRは渡部さんの作品(私が作って差し上げた物)で完結していますから・・・」と結ばれました。
ただただ感謝すると共にお譲り頂く事に致しました。

このTRのインストですが、見ていても何となくユーモアを感じるインストだとは思いませんか?
もちろん初期のAMRにはもっとユーモアに富んだ物が有る事も承知していますが少しずつビジネスライクになってゆく中でいくばくかのユーモアを残していると僕は思います。


最後に・・・
見つけてしまいました・・・昨日も書きましたが。
インストにセロテープで挽き物が貼付けられている・・・と言うのが有りましたね。
大きな物はヘッドライト、少し小さな物はグリルの中に付くドライビングランプと思いますが1個だけ無くなっています・・・皆さんは気がつかれましたらビニールの袋に入れておかれた方が良いですね。


私ですか?
大丈夫ですよ今まで使わなかった部品が部品箱の中に残っていますから・・・。
しかも自分で作る場合は自作の部品を使いますので、この部品は多分使わないでしょう・・・(笑)

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