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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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修理も待って頂いておりますので・・・

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今日も天気が良くて畑の土が随分乾いてきましたね~。
まあ根がついている植物はこれくらいなら何ともないのでしょうが人間はそうはいかないですね。
どうやら体がこの暑さに慣れていない様で少し動くと息切れしてしまいます(笑)

すぐに製作に入りたい所なのですが修理も待って頂いていますのでこの辺りでやっておかなければね~
修理って手間は作るのと同じ位(と言うか余分な傷を付けない様に養生をしないといけないのでもっと手間がかかるな~)手間がかかってしまいます。
頼まれるとなかなか嫌と言えない性格なんで・・・嘘です(笑)

今回の患者さんはクラウンのパトカーです。
リアウインドウに何か付いているので取って欲しいと・・・言う事でした。

送ってこられたものを見てびっくりしました、何と接着剤が付いています。
それも糸を引いたのか点々と線の様に並んでいます。
どんな接着剤なのか?またどれ位時間が経過しているのかわからないのですがこんな場合はまずエナメルシンナーをほんの少し付けて透明なプラに曇りがでないか調べておきます。
心配無い事が確認出来たら今度は少し多めにシンナーを付けて接着剤が緩んでくれば取れるのですが・・・どうやら全然取れない。
仕方が無いのでペーパーで研磨して落とす事にしました。
今回は400番程度のペーパーで局所的に削ります。
左下側に「七交機11」の文字が有りますから闇雲に磨くわけにはいかないのです。

次は1000番のペーパーで少し広く磨きます。
どうやら接着剤が溶剤系だったらしくウインドのプラスチックが厚みの奥の方まで侵されて白く変色しています。
このミニカーは本来なら商品のチェックで跳ねられても良いと思うのですが・・・そんなチェックはしていなかったのかな~
この手のチェックの甘いミニカーを買う場合は絶対に通販で買わない事ですね・・・それでも交換に応じてくれればまだ良いのですが・・・。

最終的にコンパウンドを欠けて磨きますとこんな感じになります・・・ほんの少し白い点が残っていますがこれ以上は無理ですね。


もう一台はうかつにも写真を撮り忘れてしまいましたが、ランクルのミラーが外れた物が有りました。
取り付けのピンが折れていましたので真鍮線でピンを作りまして補強しながら取付けておき、黒い塗装も剥げていましたので再塗装もしておきました。
このミラーの取り付けの向きがわからなかったので画像検索で調べました・・・便利な世の中になりましたね~。

本日この2台はご依頼主様の方にお送り致しました、明日は午前中に着くんじゃないかな~。
喜んで頂ければ良いですね~。

T57Gボディの修正Ver.3

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本日は手違いから文章の無いエントリーがダブってアップされてしまいまして、しかも片側は気が付いて下書き状態にしたのですがもう一方は公開されたまま数時間・・・当たり前ですがFBの方にも多分情報が流れてしまいましてブログが見れないと思われた方もいらっしゃったかもしれません、大変申し訳有りませんでした。

今日は修理の部分で天気とかを書きましたので今度はそれ以外の出来事を・・・
夕方私の携帯に一本の電話がかかって来ました。
大学時代の部活動の同期でして今は福井県に住んでいるF君でした。
どうやら本日は京都出身のK君と福井で飲み会をしている様で電話をくれた様でした。
大学を卒業してから33年も経過していますが、その間会ったのはK君とF君の結婚式で会った以来ですから少なくとも30年近く会っていない事になりますね。
55歳を過ぎると何時亡くなってしまうかわからない、まあこれは極端な話しなのだろうけど。
病気によっては三途の川を渡らなければならなくなってしまう事は考えられる事だと思う・・・
そんな訳で近い内に中間地点の京都などで会おうという事になりました。
33年ぶりの同窓会・・・企画をお願いしておきました。

さて今日の製作は・・・ここから。
リアのホイールハウスの熱気抜きの開口です。
3種類のキリを使って下穴をあけておきました。
この後デザインナイフを使って穴をつなげてゆきます最後に整形して完了・・・と思いきやこの裏側はレジンの塊でしてなかなか貫通出来ないのです。
しかも縁を薄くする為に周りを大きめに削り取らなければなりませんのでけっこう時間がかかりました。

開口して縁を薄く削ったらこんな感じになりました・・・
格好はいいけど手間はかなりかかりますね、しかしもっと手間がかかる部品が有りました・・・

スペアタイヤはリアの部分に搭載されますがここはすぐ下にフレームが有りますのでタイヤ全体がボディに収まる訳では無く半分くらいは出っ張っています。
またスターターのオリジナルボディのタイヤスペースでは少し前過ぎますので少し後ろにタイヤずれる様に穴を調整しています。

加工するにあたってもっと時間がかかる部品・・・はコレです!
そうボンネットですね~。
このボンネットはボディから切り取った物ですので元々の厚みはかなり厚いものになります7mmくらいは有りますかね~
この何個有るかわからないようなスリットを全て開口してゆきます。
それと同時に厚みを薄く削ってボンネットがペラペラの板で出来ている様に見せなくてはなりません。
このスリットを抜いて厚みを削ぐ様に削るのだけでも5時間程度か刈ってしまいます・・・。
早く作業を進めようと力を入れて削れば必ず破損してしまうでしょう・・・丁寧な作業を心掛けました。

5時間経過して全部のスリットが抜けました・・・あ~指が痛いです(笑)

ボンネットを切り取った時にタガネの厚み分ボンネットが小さくなってしまいますから0.3mmのプラ板を接着して厚みを補填しましょう。

後ろ側にはボンネットを支えるヒンジが付きますから薄く仕上げましょう。
この車のボンネットの裏には補強のパイプフレームが通っている様ですのでいずれそれも作らなければなりませんね~

微妙な調整をしましたのでボンネットとボディの合いは悪く無いですね~。
まだ多少調整は必要でしょうけれど・・・まあ合格点かな(笑)

ボンネット、スペアタイヤなど所定の位置に載せて後方から写真撮影をいたしました。

アトランティックタイヤの装着及びボディの修正(変更編)

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本日もGW初日(いやいや2日目です・・・笑)という事も有りまして遠方から沢山の方々がご来店頂きました、誠に有り難うございます。
遠くは広島県福山市の方が一番遠かったかもしれませんね。
市内にお住みになっているIさんも11年ぶりにお会いする事が出来ました・・・いつも会えない方々に一気にお会いした感じですね~それくらい色々な方とお会い出来た一日でした。

そして本日はCafe/アトリエのある自治会の一斉の溝掃除が有りまして参加しました8時30分集合で約1時間半程汗を流しました。
当店の前だけは数日前に一人で済ませておきましたので少し楽が出来ましたかね~。
そんな町内行事も有りましたので午前中はクタクタでちょっと一休みしてしまいました。
溝掃除の参加賞のお茶と缶ビールのは直ぐにお腹の中に消えてしまいました・・・(笑)

さて午後からは製作にかかりましょう。
本日はアトランティックですね~。
シャーシにタイヤ/ホイールを付けたいのでホイールの中心にピンを打ちましてホイールの取り付け準備をいたします。
このピンを付けたのは4台分16本ですね・・・何故20本じゃないのかって?スペアホイールにはピンが不要だからね。

そしてシャーシに取り付けてゆきます・・・

次はシャーシにボディを搭載すると問題が発生しました
ホイールのセンターとホイールアーチの位置が僅かにズレてしまいました・・・なので再びフェンダーをカットしてやり直しましょう。
こんな場合一度作った物をやり直すのは出来れば避けたいと思うのが人情なんですがバッサリとやり直した方が最終的に合理的な方法だったり致します、急がば回れという言葉も有りますから・・・

何度か微調整をしながらハンダ付けをしましてやっとフェンダーの位置が決まりましたね
コレなら良いはず・・・

リアフェンダーのホールアーチを揃える為にアルミ板でガイドを作りました。
コレは実際にフェンダーアーチを削ってみてバランスを確認後そのアーチに合わせてケガキをして作りました

右側のフェンダーで作ったガイドを使って左側のホイールアーチを削りました・・・コレで見た感じは左右均等になりました。

ホイールアーチを削ってみますとフレームとボディを支えるステーが必要な事が分ります。
なので1.0X1.0mmの真鍮角線をフレームに渡してハンダ付けをします・・・この左右の出っ張った部分でボディと連結するつもりです。
ただ他にもスペアタイヤリッドでボディを支える事になりますつまり左右の幅はこの真鍮角線で上下方向の重量はスペアタイヤリッドがその負担をする事になります

スペアタイヤリッドを作る前にスペアタイヤのカバーが乗る段を作らなければなりません。
つまりボディの一部はこの段の上に乗っている構造になりますね
まず0.2mmの真鍮板を切ってハンダつけします、当然ながら表にハンダが溶け出て来ますので後で削る事になります

2.0mm程の穴をドリルで開けておきましてその穴に挟みを突っ込んで切ってゆきます

少しづつ大きな穴にしてゆきましょう・・・・

真鍮板を削って大穴にします(笑)


明日はスペアタイヤが収まるリッドを作る部分から始めましょう~!

ボディの修正とスペアタイヤリッド

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今日は山陰も暑かったですよ~!
何度有ったんでしょうか??

天気が良いのでいつもの様に午前中は畑仕事です(笑)
まずは本日のランチのスープを作る為に極早生タマネギの収穫から・・・芽が出てこないバジルの種を蒔き直したり・・・
2時間程芝生の草抜きをしたり・・・と大変多忙なんです。
お陰さまで芝生の方は右側の植え込み付近を残すのみになりました・・・そうそうバラ園の部分も有りますね~後2~3日で完了すると思います(笑)

午後からは制作開始でございます。
今日はスペアタイヤリッドから作る予定でしたが・・・昨日修正したボディがどうも気になりまして・・・
また直し始めております。
本日の作業をする前に昨日の仕事を見直したり致しますが・・・どうも触り始めると気になりましてね、やっぱり直す事に致します。
どうもこの頃手戻りが多いですね・・・(汗)。
一旦片側のフェンダーを外しまして付け直しております・・・恥ずかしいから画像は無しです!
盛り上がったメタルをリューターで削ります。

ペーパーで研磨してやっと昨日の夕方の時点まで復活です。
フェンダーの上側のモール(合わせ目ね!)を削ってしまいました。
この部分はエッチングを作る予定なのですが他のボディと形状を合わせたいので再度研磨予定ですね。

やっと難問が片付いたので本日のメインイベントにかかりましょうか・・・。
スペアタイヤリッドを作らなければなりませんよ・・・どうやって作りましょうか?
20mmの真鍮の丸棒を削っています・・・
何を作っているのかな?

こうしたい訳ですね・・・(笑)

外周は少し薄くなる様に余分な肉厚を削っておきました・・・後々どこかに当たってしまう可能性も有りますからね、転ばぬ先の杖ですね。

突っ切りバイトで切ります・・・直径が20mmも有りますからなかなか奇麗に切れません・・・腕のせいか!?
・・・ところで何故旋盤で削り出したのか?わかりますか??
深さが4mm程の物なので幅4.0mmに真鍮板を切り出しておいて丸めて板にハンダ付けをすれば同じ様な物が出来るのですが奇麗に揃った物を作れない可能性が有ったのです。
特に今回の様に複数台の製作の場合大きさを揃えておく事は結構重要でして完成した作品にバラツキが出るのはなるべく避けたいのです。

作った部品はこんな感じになります・・・
まあボディに当たる部分は多少削ってすり合せは必要ですが・・・スッキリとした部品が作れました。

スペアタイヤが収納されますとこんな感じです・・・
少しクリアランスが有るのは塗装の厚みを考えているからです・・・さすがに起毛の表現はしないですけどね・・・。

さて作ったスペアタイヤリッドをどこに止めるのか・・・問題になってきますよね。
私はここに止めました・・・

と言うのも完成後にボディをカパッと上に外す事が出来る方が良いとご依頼者の方からご希望を伺っていましてなるべくならそのご希望に添える様にと思いまして・・・スペアタイヤの収納部分はボディを外した時にシャーシ側に残る様にしておきました。

ボディを横においてみますとこんな感じですね~。
何かタライの様に見えなくもないですが・・・

スペアタイヤを乗せてボディを填めてみますと・・・
かっこいいですね。


本日は試作のスペアタイヤの収納部分を作りましたが・・・後3個作らなければなりません。
この方法が本当に良いのかわからないので壁の部分だけは旋盤で挽いて底板は普通に真鍮板を切ってハンダ付けをした方が良いのかもしれませんね~
何せ底の厚みはかなりシビアな事も原因の一つですが旋盤で突っ切りバイトで部品を切断する場合は少しでも斜めになっていますと奇麗に切れませんからね・・・
明日は他の方法で3つ作ってみましょうかね~。

スペアタイヤリッドVer.2

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今日は昨日よりも少し涼しかったかな~!?
まあ昨日と同様に背中はジリジリしていましたけど・・・午後からは雲が出て来たせいで少し涼しかった様な気がします。
毎朝の潅水は欠かさずに行なっていますがレタスの苗が少し元気が無くなってしまいました。
今日は見切りを付けて種を撒き直しました。
残念な事なんですが適度な時期に結論を出す事を求められます、余り遅くなってしまいますと気温が上がってしまいまして種を撒いても発芽しなくなってしまうからです。
自然相手の農業は難しいですね・・・畑の本格的な話題は今日か明日にはダイアリーの方で公開致しますのでしばらくお待ち下さい(笑)

さて製作にかかりましょう!
今日はスペアタイヤリッドを量産しましょう・・・たったの3個ですけどね。
最初に作った物は全体を丸棒から削り出したものでした・・・が。
量産型は底の部分とサイドの部分を別々に削り出しましてハンダ付けで一体に致します

何故一体の部品をやめたのか・・・と言いますと、元々一体の部品にしたのはシャーシにスペアタイヤリッドをハンダ付けする時に熱が回ってしまってバラバラになるのを恐れたからですが真鍮角線を使わずにシャーシのパイプに直接ハンダ付けする事になったからなのです。
真鍮パイプは肉薄ですので熱が回りやすいのでバラバラになる心配が不要なんですね。
しかも底板を一体に作ればある程度の肉厚が必要になって来ます(旋盤での加工時にね)
底板が厚いとハンダゴテの熱が回り難いですよね、つまり薄くすれば熱は回りやすいのでバラバラになる可能性は低くなります。
薄く加工しようとしますこんな事になる事も有ります・・・
旋盤で回していてバイトを当てた瞬間に・・・こんな事になってしまいました。
薄いのでチャックで上手く固定出来なかったのでしょうね~。

コチラが底板を0.5mmの真鍮板で作ったスペアタイヤリッドです
余分な部分はハサミで切り落としております

まだ少し残っていたバリはヤスリで削って整形しておきました。
床板にバイトの削り傷が無いので旋盤加工して作った物ではない事がわかりますね。

裏側は旋盤に固定してまわしながらペーパーで整形しております。
こうして削り傷を付けると旋盤加工した物とあまり変わらない様な気がします・・・(笑)

ここからはボディ側の加工です
スペアタイヤの入る部分を綺麗に整形してゆきましょう。
出来るだけ大きなボール型のビットで正円に削ってゆきましょう。

0.2mmの真鍮板を丸く切ってスペアタイヤリッドの段を作ります
この段はボディのラインと合わせたカバーを乗せる為に必要な段なんですこれが無いとカバーを取り付ける事が出来ませんからね~。
ハンダが流れ出ていますがコレも十分に溶かして付けないと隙間が出来てしまいますから多少のメタルの溶け出しは仕方が無いかな~

スペアタイヤリッドの形状をケガイておきましょう
ボディが動きやすいので穴の中に2本の指を入れて固定しておくと良いですね・・・押さえ方ってっ決行重要なんですよ(笑)

余分なメタルはリューターで削って整えておきましょう。
まだ途中の画像なのでキリコが付いたままですね~

真鍮板に穴を開けます
最初に開けた穴は2.0mm程かな。
ここを足がかりに大きな穴を開けましょう。

試作の時と同じくエッチングハサミで切り取ります真鍮は柔らかいからそんなに難しくは無いですね。

大きめの丸い棒に荒めのペーパーを貼付けて丸く削ってゆきます
この場合大きければ大きい程綺麗に削る事が出来ます・・・と言っても開ける穴よりも大きな物では使えませんけどね(笑)

裏側も削って綺麗にしておきますよ
ここに余分なハンダが付いていますとスペアタイヤリッドが当たってしまいますのでボディが持ち上がってしまうのです。


明日は安来市文化協会の総会及び25周年の式典が行われますので製作はちょっと出来ないかもしれません、Cafeドーフィンの方は水曜日なんですが営業します。
午後からはアトリエの方だけ閉店致しますのでよろしくお願い致します。

ボディの修正Ver.3

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本日も天気が良くなりましたね~
朝から日が射して大変暑いです、とても山陰とは思えない様な天気になっています。
午後からは降水確率が30%とか・・・本当に降るんですか?って聞いてみたいですね。
こんな天気なので朝一番のスズメの餌やりと植物の潅水は欠かせません(笑)

昨日でしたか・・・郵便物が届きましてこれが届きますと「もうちょっとになったんだ~」と感じますね。
作品を出品される方は秒読み段階でとてもGWだと浮かれていられないんじゃないかな~。
幸いにして私は見る立場なので余り危機感を感じないのですが・・・出品される方は健康に気をつけて頑張って下さい。
尚、スペルが間違っているのはご愛嬌ですね・・・今年は訂正を入れて出しておきましょう、来年直っていれば良いですが・・・去年も訂正を入れていたと思うけど・・・(笑)


今日はK子さんがお休み(基本的に水曜日なので)なので私が厨房に立ちます。
また13時30分からは安来市文化協会の総会/25周年式典/懇親会なので午後からは出かけます。
多分ですがランチタイムが基本的に14時までなので総会準備の13時30分には間に合わないのですが・・・
と言う事で製作時間はほんの少しになってしまいました。
こういう時には最近入手したキットをご紹介してお茶を濁すのですが・・・(笑)
この所少しづつ作り貯めたアルファロメオT33/2が有りますからこちらをご紹介しておきましょう。
修正を繰り返していたボディは一度サフを塗りました。
このサフはウレタンサフですのでパテを盛り直す場合にはラッカーサフの様に剥がしてから塗る必要は有りません。
上に塗れば良いのです・・・
サフを塗ると当たり前ですがボディの凹凸が見えてきます・・・そして具合の良くない部分も鮮明に見えてきますね。
まずはウインドウの形状とかフロントのフェンダーの高さの不揃い・・・等の基本的な部分
リアだけ研いでみても・・・リアパネルの中央が凹んでいたり・・・

せっかく最初の時点でウインドウを合わせたのに・・・気に入らなくてウインドウの形状を変えてしまいました。
どこをどの様に変えたのか言葉で説明するのはなかなか難しいので見て頂くしか無いのですが・・・私が持っているT33/2の青焼きの図面と比較して直してみました。
一番顕著なのはフロントウインドウの前側中央の尖り方かな~。
リアウインドウの後側も少し丸過ぎたしね・・・少し角を出してみました・・・。
ついでにウインドウの全周にウインドガラスを外貼りする為の凹みを付けています・・・これをやり変えるだけで丸一日・・・かなり時間がかかっています。
ここが予算の問題でなかなか踏み切れなかった所ですね・・・
しかし、予算ばかり言っていてもつまらないんですよね。
やはり自分が良いと思った事は実行しないとね~ご依頼者の方が喜んで頂けると信じてね。

斜め後からのショットではリアウインドウの部分も見えますね・・・
少し角ばったリアウインドウがわかりますでしょうか?

再びサフを薄く塗ります
ヘッドライトの部分も形状を直しています
キットオリジナルですと少し丸い感じが強かったのでライトカバーの前側を少し尖らす方向で修正しています。

ライトまわりのアップ画像です・・・
少し尖ったライトカバーがわかりますかね~!?
最近の車の様に尖らせてしまうのはNGだったのでその塩梅が難しいですね、その時代なりというのも有りますからね。

少し角が見えたので再び研磨します
したからボディの上に引いた線が出てきました・・・
多分中央のインテークを直した時の線かな・・・(笑)

もう何度目かわからない位パテを盛っています
今回のは最終のパテでウェーブのスベスベと言う目の細かなポリパテを使っています、主に筋彫りのまわりの欠けを直しています。
これで最終にしたいですね~

筋彫りの脇のパテが硬化しましたのでこれから研磨します・・・左ドアの前側の上側の部分はパテを付けてから掘っておくのを忘れたらしくパテが入ったままですね・・・(笑)写真を撮るのが一杯一杯で忘れちゃったかな。

研いでから再びサフをうっすらと・・・これでボディの下地が完了ですね。

フロントエプロンとホイールアーチの修正

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今日は曇りの天気のはずだったので朝から家内の実家の水田の草刈りに行ってきました
義理の父が稲作をしておりますのでCafeで使うお米はそちらから譲って頂いております。
私が結婚した頃はまだ父も若かったので水田の手伝いなどしなかったのですがさすがに結婚して30年も経過しますと父も歳をとってきますからね~
私の実父は15年も前に亡くなってしまいましたので替わりと言っては何ですが・・・毎年親孝行のつもりで草刈りをさせて頂いております。
私が家内の父を大切にすれば家内も私の母親を大切にしてくれるのではないかと・・・思ったりも致します口でそれを言ってしまえば反発も有るかもしれませんがまず行動で示しておくのが良いのではないかと・・・・。
これも家の中のバランスという物でしょうね~。

さて昨日は安来市文化協会の定時総会並びに創立25周年の記念式典でした。
その中で「安来市文化協会奨励賞」を頂きました。
記念式典の後懇親会だったので賞状はまだ事務局に預けたままになっていましてお見せする事は出来ないのですが・・・
お祝いという事でかなりお酒を頂きましたのでどこかに忘れてしまうとまずいので・・・(笑)
今日も上記の様に朝一番から夕方まで草刈りだったので取りに行けておりません・・・まわりの方から見るとなんて失礼な~と思われるかもしれませんが・・・お許しを頂きたいです(汗!)




さてそんな中ですが時間が有れば少しでも前進しておきましょう。
草刈りの後は手がしびれて・・・なんて事は無いですね~疲れですか?今の時点ではそれもあまり無いと思います。
毎日そう言う行動パターンと言いますか農作業を行なっておりますので「今日はとても疲れた」などという事は無いですね~。
製作の方は気になっていたフロントのエプロンの長さを延長しています。
この部分はパネル全体を上に持ち上げておりますから全体的に短くなっております。
ですからそのままでシャーシに載せてしまいますとフロントサスペンションのリーフスプリングを支えるシャックルの部分が丸見えになってしまうのです。
実車画像で見ますとこの部分のボディの高さはシャックルが隠れる程度の長さになっていますので少し延長して置きたい訳ですね。
取り敢えず真鍮板でかなり長めに延長しておきまして後で切りとる事にしました。

ボディは1個だけじゃないので他のも延長して削っておきます。

さすがに4台も有りますと半端な時間では終わりません・・・しかしここはじっくりと時間をかけて整形する必要が有りますね。

リアホイールハウスの形状も修正が必要ですね
やみくもにメタルを盛って削っては正確な修正は出来ないので真鍮線をハンダ付けしておいてガイドにするのはいつもの方法ですね

メタルを盛って・・・こういう場合はハンダよりもメタルの方が粘りが有って盛りやすい様な気がするんですね~

削って仕上げますと・・・なかなか綺麗でしょ?
今日は時間が少なくてね~中途半端な所で終わりになってしまいました・・・(笑)

シャーシの製作とタイヤ/ホイールの仮組

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今日も山陰は良い天気でしたよ。
朝からバラの消毒をしていました、本来なら家内がバラの係なのですが厨房で食品を扱う仕事なので仕事の前に農薬を扱わない様にしているのです。
だから木酢液で消毒ならOKなのですが農薬での消毒は私の役目なのです。
2時間ばかりかかったでしょうか・・・
その後に買って来た苗物を植えました
プチトマト、茄子、ピーマンという所でしょうか・・・
15~6本は植えたでしょうか・・・収穫が楽しみです。

そして製作ですね。
今日は昨日の続きでアルファを触ってしまいました・・・
順番ならアトランティックなんですけどね
一度触ってしまいますとなかなか手が離せなくてね~。

まずはシャーシを作ります
素材はいつもの様にメタルの板です。
ロールに挟んで延ばしますと少し歪みが出てしまいますから金槌で叩いて整形致します。
まあ当然ながら金槌の傷が残りますが最終的に研磨して消しますから余り気にしません。
ボディの裏側を採寸してシャーシをケガキします

タミヤの鋸を使ってメタルの板をザックリと切り出します
ヤスリを使って削ってボディに合わせますがクリアランスは少し大きめにとっておいた方が良いかな、塗膜の厚みの事も有りますから。

シャーシ側の加工も始めます
まずはシャーシ部分を鋸で切り出します
最終的には一番下側に板は先程作ったメタルの板に変更されますからこの厚みは取っておかないと収まらなくなってしまいます。

シャーシ部分が無事にカット出来ましたのでいよいよメタルの板の加工を進めても大丈夫でしょう。
シャーシの後ろ側は少し反り上がる様になっている様なので某キットからこの部分を切り出してつなぎましょう・・・(笑)

最初はこんな風に両端をハンダ付けして仮止めです、この状態でボディと合わせてみて確認してから本付けしましょう。

仮組しますとこんな感じです
ぴったりじゃないでしょうか・・・(笑)

本付けしました・・・しっかりと溶かして接続しないとねポロリと取れてしまっては困りますからね。
このシャーシの部分はネジ止めなどでボディに取り付けますから結構力がかかって来ます強度は上げておいた方が良いですね。

裏には刻印を・・・
ALFA ROMEO TIPO 33/2としておきました
テナリブの文字は入れませんでしたもうかなりの部分を変更していましてテナリブと名乗る訳にはゆかないんじゃないかな~と言う事です。

某キットからタイヤとホイールを持って来ましてボディに組み込んでシャーシも付けてみました。
現行ではフロントとリアのホイールが同じ物を使っていますが最終的にフロントは少し小さな物にしようと思っています。

横から・・・

斜め後ろから・・・

真横から・・・

製作中のアトランティックと共に記念撮影~!!
何時もなら少しの空き時間をアルファロメオの製作に費やしてまとめて更新するのがアルファロメオなのですがこの画像から本日のアルファロメオの製作はオンタイムである事が分りますね。

部品の塗装

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今日もとても暑い一日でしたね。
真夏から考えればこれでもまだ涼しいのでしょうけれど・・・今の私には暑いです。

いよいよGW後半戦の連休が始まりましたね~、大多数の皆さんはこれからが連休本番という感じではないかと思います。
サラリーマン時代にはGW前半は月末を含んでしまいますのでなかなか休みを取る訳にもいかずGWと言えば5月の後半戦の方でした。
個人事業主になってこれで連休は簡単にとれると思ったのも束の間・・・今までの癖と言うか習慣と言いますか抜けませんで今でもGWの連休は休んだ事が有りません・・・。

今日も朝から散水やレタスの植え込みなどをしていますと汗びっしょりになってしまいます。

いつもの様に午後からはアトランティックの製作をしていましたが4台も同じ作業が有りますとなかなか進まず3時頃になってこのままでは今日更新する画像が3枚しか無い事に気が付きましてアルファロメオにスイッチ致しました。

アルファロメオは昨日まででシャーシ側に一体にキャストされたコクピットなどの部品を切り離し整形し使えない部品は某キットから複製しておきました。
何故複製をするのかと言えばいずれキットは製作をする予定なので部品を使ってしまってはキットの態をなさなくなってしまいますからね~。
せっかく買ったキットですから無駄にしない様にね・・・なにせ昭和生まれですから「勿体ない」が染み付いております。
整形した時の画像ですがカメラのバッテリーが切れてしまいまして撮影が出来ていない部分が有ります。カメラが古くなりますと充電量が少なくなってしまいますので頻繁にバッテリー切れが起ってしまいます。
ここは撮影ポイントだ~と思っても撮れないのですよ(笑)


画像はサフの部分からですね
レジンのパーツにはサフを入れてからカラーの塗装を行ないます。

キットではシートの表面にハトメの通気口が付いた物が付いていましたがフランクフルトショー(?)だったかな??のプロトタイプカーは横にステッチが入った物が取り付けられていますので某キットの物に交換しています、若干幅が狭い様な気もしますが・・・塗装で少し幅が増える様にも思いますので少し小さめに削ってあっても問題ないと思います

塗装を始める為に部品に持ち手を付けております・・・
そうそうシャーシを良く見て頂くとわかりますが後部の部分に筋彫りが一本入っておりますがこの筋彫りは塗り分けをする為の物でしてシャーシの裏側はメタル地を生かした金属色でクリアー仕上げを予定しておりますが後部の一部に後ろから見える部分が有りましてこの部分は実車でもフラットブラックになっている様なのです。
ですから何も無い部分で塗り分ける訳にもゆきませんから一本筋彫りを追加しておきました。

シートはツートンカラーでしてセンターの部分は多分キャラメル色の様なレザー仕上げでサイドの部分はコゲ茶色のレザーになっていると思われます。

コクピットの床の部分は恐らくクリーム色のカーペット仕上げと思われますがこれもまた変色していない鮮明な写真はなかなか有りませんでしたので多少想像力を働かせる事になりました。
リアのエンジンルームとの隔壁はコゲ茶色のレザーで間違いない様ですね。
この部分は3色を塗り分けなければなりませんでしたのでそのマスキングの順番はちょっと頭をひねりましたね~。

シャーシの部分は先に酸化防止にクリアーを塗装しまして最後に後ろ側のフラットブラックをマスキングして塗っております。

他の部品にも塗装が完了しました・・・
だいたい仮組はしておりますけどかなりの部品に手を入れておりますから合うかどうか心配な部分でもあります。

肝心のボディは下塗りのホワイトを塗っております。
普通ならピンクですがパキッとした発色を期待しておりますから下塗りはホワイトにいたしました。
まだお客様に『レッド』のイメージを伺っていなかったのでメールにて確認中です。
ご返事を頂き次第調色して塗装致します。
イメージを言葉で表現するのは難しい事なんですがわからなかったら何度でも確認する事が必要でしょう。
完成した作品がお客様のイメージと違っていたら大変残念な事ですから~。


今日進めたアトランティックは明日か明後日でもまとめてお知らせする事に致します。

ボディの塗装Ver.1

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今日は夕方から雨が降ると予報されていましたが、なんと昼前からもう雨が降ってきまして畑の作業がストップしてしまいました。
またタイミングの良くない事に潅水をしていたら雨が降ってくると言う間の悪さ・・・
さっさと潅水用のホースを片付けても髪の毛は濡れるし服も当然濡れてしまいました。

本日と明日は安来市の商店街を中心に安来刃ものまつりが開催されているのですが・・・どうだったんでしょうか??
またアトリエの有る地区の運動会も開催されておりました直線距離で200m程ですし間に建物も少ないので音楽や選手の呼び出し等が聞こえておりましたが、雨だけにすっかり水をさされた感じで静かになってしまいましたが・・・運動会はどうなったんでしょう~??

さて製作の方ですが今日もアルファロメオとアトランティックを進めてゆきましたがアトランティックはまだ一定の成果が出ていないので公開を保留しておきます。
区切りの良い所まで来ましたら公開致します。

さてそのアルファロメオですがご依頼者様からイメージを伝えて頂きましたので、それに沿って調色をしてゆきます。
私の方のイメージは既にお伝えしておりました、お客様の方も大体同じイメージという事だったのでこれで安心して調色する事が出来ます。
色の問題はなかなか難しいですからね~言葉でも伝わり難いですしね~。
当然ながらベースとなるのはレッドですね。
私のイメージですと少し濃いめの赤というのがそのイメージなんですね。
例えばフェラーリの312Tシリーズなどのボディカラーは少し朱色系に振った感じがしますがアルファロメオはそれとも違います。
問題はベースとなるレッドに何を混ぜるのかという事なのですが今回はこれを混ぜてみました。

クレオスのカラーでブライトレッドと言いますレッドよりも少し明るい色目なのですがロックのブライトレッドはこんな色ですね
どちらかと言えばえび茶色・・・と言う感じでしょうか。
私がこの塗料を買ったのは古いアルファロメオ(8C2900とか・・・)のボディに塗ったらかっこいいかな~と思って買ってみたのです。
色見本を見て決めたのでお値段は知らなかったのですが普通のレッドなどよりもかなり高価なものでした。

普通のレッドはこんな感じです
まあカメラの調子も有りますが・・・まあ普通の赤ですね。

混ぜてみました~
ヘラの先に普通のレッドが少し付いています、根元の方はブライトレッドです。

混ぜますとこんな感じです・・・
ブライトレッドがちょっと弱いでしょうか??いやいやそんな事は無さそうですよ。

色の感覚はそれこそ色々でして十人十色でしょう
濃い赤と言った場合に普通はレッドにブラックを混ぜますね。
隠し味でブルーなども入れたり致します。
しかしブラックを入れますとレッドが暗くはなりますが濃い感じでは無い様に思いましてブライトレッドを使いました。
このブライトレッドを自体は濁りの成分が少なくキリッとした濃いレッドが出来ました。

デカールも作らなければなりませんね~
ドアの前側にアウトデルタと四葉のクローバーマーク、そしてリアのフードにはアルファロメオのエンブレムが欲しくなりますね~。
まずは四葉のクローバのマークを作っています

気温が高くなってきましたので重ねて印刷をしますとどうも持って行かれてしまいます。
それでも何個か使えそうなものが有りましたのでギリギリセーフですね。

リアのフードの部分はアルプスのMDプリンターを使ってフラッシュシルバーを印刷致しました

フロントのフェンダーのエンブレムはこんな部分に付きます。
幸いにしてアウトデルタのエンブレムはスペアデカールを持ち合わせておりましたので丁度良かったです。


明日はクリアーを塗れれば良いな~

フロントエプロンとFホイールアーチの修正・・・そしてフロントグリルの製作

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今日は安来刃ものまつりの2日目でしたが昨日の後半からの雨が残った若干不安定な天気でした。
まあそれでも午後からは天気も回復しましたので昭和の自動車の展示はよかったんじゃないかな~。
午前中の雨の天気のままではせっかく遠くからお越になっても居場所が無いですからね。
当店の方も午前中からご来店が多く昼前には洗い物が間に合わなくなってしまいまして呼び出しがかかりました。
カウンター裏も厨房も洗い物を片付けてアトリエに帰るとまた携帯に着信が・・・
何でも予約のお客様の来店時間が少し早まったらしくランチのヘルプです・・・アトリエにもどって腰を下ろす暇もなかったですね。

今日の製作はアトランティックですね。
さすがに3日連続でアルファを進めると、何をしているんだ?失敗したのか?と御心配になる向きも有るかもしれませんからね。
何で時間がかかっているのかと言いますと同じ作業が4回繰り返されるからなのですね。
まだフロントエプロンの長さを調整していたり・・・

フロントのホイールアーチの形状が気に入らなくてやり直していたりね・・・ちなみに真鍮線でガイドを作ってメタルを盛っています。

フェンダーのメタルを削っています・・・少し形状が変だったりしますと非常に気になりますね。
ここは心ゆくまで形状を直しておきましょう・・・こんな事をしていますので時間がいくら有っても足らないのですよ。

ボディの形状変更が終了した4台のアトランティックがそろい踏み・・・
ブガティの工場みたいですね・・・・(笑)

いよいよ難しいフロントグリルです。
某ショップのブガッティアトランティックが販売されなかったのはこのグリルとボンネットのせいか?
って言う位難しいですね。
この形状を作らなければならないのですが1/43ですと省略しないといけない部分も出て来ますからどこをどのように作るのか・・・考えるのに時間がかかるのです。
まずこのグリルですが・・・真鍮板で中を抜いて作るのはちょっと無理でしょうね。
と言うのも貫通で制作するのならグリルメッシュは内側から貼りたいのですがグリルメッシュを貼る為にはその貼付ける部分の厚みが出来るだけ薄い方が良いのですがこのグリルの厚みの部分にはボンネットの厚みの部分がかぶさって来ますから必然的に厚くなってしまうのです。
なかなか難問ですね~。

なのでグリルはメッキをかける為に真鍮製を基本として強度確保と製作の自由度を高める為に中は抜かない、ムクで作りましょう。
素材はミニカーのグリルの厚みを計ってみますと1/43換算で4.0mm程になりますので2.0mmの真鍮板を2枚重ねで使います。

2.0mmの真鍮板は切るのも一苦労ですね。
グリルの材料を5つ分(1個は予備ね)切って加工をスタート致します。

ウイングローブ氏の図面からグリルの角度を追ってみますとグリルの前側は130度程になりますのでフライスを25度傾けてこの真鍮板を削ります。

グリルの前側のメッシュの角度である130度に真鍮板を削りまして切り出しました。
書けばこれだけなんですが時間はしっかりとかかりますよ。
先は長いですね・・・。

次はグリルのメッシュ部分のガイドになる板を切り出しています。
素材はアルミ0.5mm程でしょうか?ケガキをしてみました

ザックリと切り出しまして削って仕上げましょう
このテンプレートが後々の作業の善し悪しを決めますからなかなか難しいですね。

先程削り出した真鍮板にテンプレートを当ててケガキ線を入れました
ケガキ線だけではわかり難いのでマジックで線を入れてみたり・・・意味が有るのかな?
下側を削ってみました

このグリルは何か変な形状でして後ろ側の両肩はボンネットの肩のRにも影響がありますから・・・結構角が出ていますよ。

目も前側は違ったRになっています・・・この削りはちょっと大変なんだな~。

裏側はこんな様子です


まだまだサンプルのほんの一部が完成しただけです。
次は縁取りもならなきゃダメだしね・・・

グリルの製作Ver.2

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今日も良い天気だった山陰です。
天気が余りにも良かったものだからついつい畑に出ていました、ルッコラと水菜の苗を植えていたのですが・・・畑から駐車場が見えるのですが朝9時一台の車が入って来ました、(当店の開店時間は9時30分です・・・)どうやら駐車場で開店を待って頂いている様ですね。
そしたら今度は次々と車が入って来ましてあっと言う間に駐車場は満車状態・・・
そして私の携帯が鳴りました・・・あ~これは救助を待っているな~と・・・。
身支度を整えて手を洗い厨房に入りますと・・・開店そうそう満員です。
さすがにこれは・・・手伝わないわけにはいかない訳でして。
11時になるといつものK子さんが来てくれるのですが・・・今日はお休みなんですね。
そのままランチタイムに突入し午後2時過ぎまで厨房でフライパンを振ったり洗いものをして・・・やっと終了。
その後にやりかけた畑の整備や発芽した苗をポットに移しましてもう少し大きく育てる準備をします。
そんな事をしていますとすぐに時間が経ってしまいまして・・・午後のお茶の時間に・・・。

そんな中でも製作!製作!
昨日は1個だけ切り出して削ってみました。
まあ納得浮ゆく物が出来ましたので残り3つを同じように作ってゆきます。
下側の余分な部分を糸鋸でカットします。
一番右側の一つはエンドミルで余分な部分まで削っていますのでまあ予備の様な物です(笑)

下側の糸鋸でカットした部分をヤスリで削って仕上げておきます
削りながらも型紙と合わせてみて削り残しが無い様に気を付けながらね~。

これで昨日削った物と同じ状態まで追いつきましたね~。
・・・失敗した部品が写っていない?
昨日削った物と入れ替えていますよ・・・

失敗した物は・・・この通りです(笑)

ボンネットが乗る部分の凹みを作りますが削って作るのではなく盛り上がって高い部分を真鍮板で作ってみましょう。
まず型紙作りましょう・・・

真鍮板0.5mmを5枚重ねの真鍮板に型紙を貼って糸鋸で切り出して・・・ヤスリで仕上げます。
左右を同じ形状にする事に集中して作っていますよ。

ハンダゴテを当ててバラバラに・・・ついでにペーパーをかけて余分なハンダを削り落とします。

これを巻き付けてヤスリで整形したのがこのグリルです・・・。

グリルの上側の凹凸の形状です。
出っ張った部分は真鍮板を貼付けている所ですね。
凹んだ部分はボンネットがかぶさる部分ですね・・・

グリルのサイド部分にもボンネットがはまり込む凹みが付けてあります。


やっぱりこのグリルの製作はなかなか難問です。
実際に自分で作ってみますとその難しさが身にしみますね・・・
これにボンネットまで作らないといけないのでその難しさは半端無いですね~。

グリルの製作Ver.3

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今日も良い天気でしたが午後からは少し雲が多めでしたね。
天気が良いのは良いのですが畑の土がカラカラになっていまして、毎日の潅水は必須事項ですね。

青い空・・・緑の芝生・・・ときますと当店では羊とヤギの置物が中庭に出て来ます。
毎年冬の間は倉庫の中で保管して、だいたいこの時期に外に出しますが今年はGW には出していなかったのでご来店のお客様からだいぶ御問い合わせがあった様です。
そこで今日はこの子ヤギと子羊を化粧直し致しました。
だいたい毎年化粧直しをしているのですが少しづつ古くなって来ますと樹脂が劣化して来まして脆くなって来ます、昨年の秋には足の一部が欠損したりしていましたので春になってからファイバーパテを使いまして修正しておきました。
アトリエの中で行なっていましたのでお客様からはこんな物まで作るんですか?と感心されたりしていましたがその度に説明をしておりました。

この修正も毎年の私の仕事なので今日は5匹の子ヤギと子羊を塗り直しまして中庭に出しました、秋までの半年屋外で頑張ってくれるんじゃないかな~。


でも製作も進めております。
いくら何でもこのグリルでそう何日も製作記を書くわけにはいかないですからね~今日でグリルは終わりにしたい・・・。
残ったグリルは後3個ですね~取合えず1個作ります。

いつもの様に段になる部分の板を加工しています、センターがずれたりしないように1.0mmの真鍮線を差し込んでこの飛び出した部分をグリル本体の中央に空けた穴に差し込んで固定しておいて曲げてゆきます。

曲げてハンダを流します・・・この状態ではグリルの上側だけですね。
次に下側の左右を別々の真鍮板で作ります・・・これもハンダ付けですね。

削って仕上げればこんな感じで・・・取り付ける事が出来ますが・・・取り付けはいろいろ修正をする必要がありますよ
これでやっと2台分のグリルが完成致しました。

続いてもう2台分のグリルを頑張ってみましょうか・・・
上側に真鍮板を巻くと言うのは実際はなかなか大変な作業でしてグリルの先端には微妙なRが付いていますからそのままでは真鍮板とグリルの間に隙間が出来てしまいます。

そのまま真鍮板を叩いてもグリルに密着させる事が出来ないので糸鋸を使って切り込みを入れて寸法を縮める訳ですね。

叩いて切り込みの幅を小さくしておいてハンダを盛りました。

先程のと同様に下側の左右の真鍮板を曲げてハンダ付けします

余分な部分を切ってザックリとヤスリで削りました。

リューターにダイヤモンドのビットを取り付けまして削ります

全体をペーパーで仕上げてみましょう・・・これで大体の形状が出ましたね~。
やっとここまでと言った感じですよ。

グリルの固定

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今日もいい天気でして、午前中は今年植えたバラと定植したばかりの畑の苗物には潅水が欠かせませんね。
春になってから種を撒いたラディッシュとサクランボを収穫してCafeに渡しておきました。
潅水をしながら畑の様子を見ていますとそろそろ早生のタマネギの葉っぱが倒れて来ましたね~葉っぱが倒れると収穫のサインなんですね・・・1/3位は倒れていますからもう数日したら収穫ができそうですね。
しかし、11日と12日は雨が降りそうなので収穫は静岡のホビーショーから帰ってからになりそうですね。
雨のあとはタマネギ自体は大きくなりますがその分水分が多くて腐りやすい、畑で抜いてからもそのまま寝かしておいて少し乾燥させてから取込みたいのです。
そして雨が降ると畑の土も水分を含みますからその上に寝かしておいても乾燥し難くなるのです、ですから静岡から帰ってからの方が良いと判断しているのですが・・・。
とは言っても言っても農業は天気具合を見ながらの作業になりますから・・・なかなか難しい物ですね。

朝は少し畑の作業を行いましたがその後は気持ちを切り替えて製作を始めます。
昨日はグリルを作りましたから今日はそのグリルを車体に付ける方法を考えながら取り付けてみましょう。
まずグリルの位置を決めましょう。フロントウインドウの前側のボディ先端からラジエターグリルの後端までの寸法はウイングローブ氏の図面を1/43に直した図面を計ってみますと27.5mm程でしょうか・・・
CMC製のミニカーでは1/43換算しますと28.5mm程になります。
どちらの寸法が正しいのかはわかりません、ただこの時期の車は手で叩いてボディを作りますので1台1台のボディが少しづつ寸法が違う事は容易に想像ができますから気にしちゃあいけないんでしょうけど・・・1mmの誤差は1/43ですから実車換算で43mm・・・つまり4cm3mmの誤差はかなり大きな誤差になってしまいます。
こんな場合はこの中間の寸法をとっておくのも解決方法の一つでしょう、つまり27.5mmではちょっとボンネットが短く感じるかもしれません、反対に28.5mmでは長過ぎる感じがするかもしれません・・・だから28mmの寸法を採用してみました。
まあそれでも誤差は出ますけどね。

グリルを取り付ける為にはただただ接着してしまうだけではいけません、その間にボンネットが有りますしそのボンネットは中央に有るヒンジによって支えられていますのでその固定方法に付いても検討をしないと後で手痛い目に有ってしまいます。
CMC製のミニカーを良く見ますとこんな部品がグリルとボディに付いていますので作ってみました。
素材は0.4mmの真鍮線と内径が0.4mm外径が0.8mmの真鍮パイプです。ただハンダ付けしただけでは強度的に弱いですし真鍮線にハンダが沢山付いてしまいます(ここにハンダが沢山付くと取り付け時に部品が持ち上がってしまいますので見た目が非常に悪いですね)のでなるべく強度を高くする為とハンダのはみ出しを少なくする為に一旦真鍮パイプに0.4mmの穴をあけてその穴に真鍮線を差し込んでハンダ付けしています。

グリルの上側にハンダ付けしてみました。
グリルの上面までの部分にボンネットの厚みが収まる予定なのでヒンジのシャフトを支える物の高さはこんな感じになりますね。

ボディ側はこの場所に付けました
ボディのつなぎ目のエッチングを取り付ける為に溝が掘ってありますがこの溝に少し埋める感じですね・・・。

前後のヒンジを支える部分に真鍮線を渡してみました・・・ここにヒンジが来る訳ですね。

いよいよグリルの固定なのですが・・・
固定は接着(エポキシ/瞬間接着剤等)とビス止めやハンダ付けが有りますが、この部品の場合強度や何度か脱着する事が有る事を考えますと極小ビスで止める方法が最良かと思われます。
グリルの裏側に表側に貫通しない様な穴を開けましてタップでネジを切っています。
このビスは1.2Mのビスですね。

写真は有りませんが・・・このビスを使って固定をする為の真鍮製のステーをボディ側の追加しました。
そして4台中3台のグリルを取り付ける事が出来ました。
明日は残る1台とボンネットを作る事が出来れば嬉しいですね~。

グリルの固定Ver.2

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今日も暑い一日でしたね。
でも暑さに負けず今日も午前中は外仕事を致します。
今日はダイアリーにも書きましたがまずは潅水が最初の仕事ですね、その次が収穫・・・サクランボとスナップエンドウです。
そして次が芝刈りの準備です・・・まわりの際を草刈り機で刈っておきます。
と言うのも10日に広島からお客様がいらっしゃいますので芝を延び放題にしておく訳にもいかず・・・まあこれも「おもてなし」の一環という事ですね。

そして午後3時からは文化協会の編集委員会が有りまして会報の発行の為に会議をしてきました。

そして夕方から制作開始です!
昨日までに3台のアトランティックのグリルを固定しましたがまだ一台のこっていましたね。

このボディはちょっと手が掛かります
手が掛かるから残して置いた訳では有りません、たまたまね残っていたんですね。
手が掛かる訳ですがどうやら寸法の取り間違いからかFフェンダーの間を渡しているステーの位置が2mm程後ろ側にずれているんですね。
何とかこれを直したいのですが外してハンダ付けをし直せば簡単なんですがここを外せば必ず寸法が変わってしまいます。
なので先にグリルを留める為の板を取り付けておきます。

そして後ろ側の余分な部分を糸鋸でカットしてヤスリで仕上げます。
なんとか同じ位置にグリルが付きそうな気がしますね~

取り付けたパネルの中央部分にグリルをビス止めする為の穴を開けます

グリルの裏側に穴をあけて・・・貫通しないようにしなければなりませんよ
なぜなら後でブラックに塗ったメッシュを貼るのですが穴が見えると具合が良く無いですからね~。
ビスを実際に締めてみてビスの頭とグリルのクリアランスがボディ側の真鍮板の厚みよりも狭くなっているかどうか(広いといっぱいに締めてもしまりません)確認しておきます。
締まらぬからと言って目一杯締めますと最悪の場合ビスの頭が折れてしまいビスが抜けなくなってしまいますからね。
つまらない事ですがプロの仕事は不確実な部分をできるだけ少なくする事が必要ですね

何とかグリルが付きましたね
寸法違いが発覚した時には血の気が失せました・・・(笑)

最後にヒンジの為の真鍮線を入れて具合を確認しておきます
これでやっと4台のグリルが装着出来ましたね・・・後は難関のボンネットです(笑)

ボンネットの製作Ver.1

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今日は午前中雨がパラパラと落ちていました。
降っているという状態ではなかったですが道路は濡れてきましたね。
畑はこれくらいの雨では何も潤わず・・・やっぱり潅水の作業は必須でした。
1時間半位掛けて潅水をすませた後は昨日の続きで中庭の芝を刈っていました。
ところが1/3くらい刈った頃でしょうかいきなり芝刈り機がストップしてしまいまして・・・

プラグを抜いてみた所ガソリンで濡れている訳ではないので電気系のトラブルでは無くキャブレターからガソリンが来ていない様でしたのでキャブレターを分解して清掃して組上げましたが初爆は来ますが続かない・・・
何度か分解して確認しましたらエンジンはかかりましたがいざ芝を刈ろうとしますと負荷がかかった途端にエンジンがストップしてしまいます。
せっかくキャブレターパッキンをパッキン紙から切り出して取付けたのに・・・
そうそう古くなったパッキン紙は破れやすいものですが切る前に少し水に浸けておくと破れ難くなりますよ(笑)

最終的にこの芝刈り機を取り扱っている農機具屋さんに持って行って修理をお願いしておきました、なので『おもてなし」は中途半端な「おもてなし」になっています。

実は今失敗に気が付きました・・・上の画像の左側のパッキンは古い物なのですが左側のビス穴の下側に小さな穴が開けられているのがわかりますでしょうか?この穴はフロート室からチョークの替わりのガソリンポンプにガソリンが流れる物なのですがこの穴を開け忘れていますね。
この穴が無いとコールドスタート時に余分なガソリンが遅れずに始動性が良く無いんですね。
明後日でも修理屋さんに連絡をしておかなければ・・・


今日の製作は未知の?製作でしてブガッティアトランティックのボンネットを真鍮板で叩きます。
手持ちの真鍮板は0.5mmですが少し厚いのでロールで0.3mmまで延ばします。
一見切ってそのままに見えますが厚みを調整ですね。
これは簡単な事です・・・いちいち写真は要らないのですが・・・(笑)

ボディを採寸しまして真鍮板に書き写してゆきます
注意点は中央のヒンジ部分はまだ変更が出る恐れが有りますから1.0mm程大きめにしておきます
一度で合わせようとしてシビアに寸法をとりますと小さめになってしまう部分が出てしまい作り直しになってしまう事も有ります、ここは少し大きめにしておきまして削って仕上げる・・・気長に作業をするつもりで作った方が良いと思われます。

真鍮板を切っています。
0.3mm程の厚みですと大きめの金切りハサミで綺麗に切れます。
細かなカットは無理ですが大きくカットするなら十分精度が良い仕事ができます。

先端部分を削ってラジエターの重なり部分の形状に合わせます、サイド側は完全に形状を決めてしまわないで後で調整する部分を残して置きましょう。

さてここからが結構大変ですね・・・今日の一番難しい仕事になるかもしれません
いよいよボンネットを叩いて整形致します・・・ここからは文章での説明が難しいですね。
実際に叩いてみなければわからないのです・・・

ボンネットの片側の上側が完成致しました。
ヒンジが無いので乗せているだけですとすぐにズレてしまいます・・・多少ズレていますがマアマアかな・・・
まあダメなら作り直せば良いので・・・(笑)

故小森さんの1/12 Alfa Romeo GTAエンジンモデル

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昨日でしたか1個の荷物が届きました
中の商品は連休前にお願いしていた1/12Alfa Romeo GTAエンジンなんですね。

このキットは故小森康弘氏が原型を作られて某Aさんがキットの状態で買い取られキットと完成品で販売予定だった物をお譲りいただいた物です。
ケースやネームプレートなどが全部付属している物とエンジンと下のアクリルベースだけのキットが存在していますがその数は一部部品の欠品が有った為にAさんの予定よりもかなり少なく10個程度と言われております。

そのキットが昨日届きました。
下の画像はプレートや透明アクリルのカバーの無いエンジンのみのキットです。

細かくご紹介してゆきますとコチラがシリンダーヘッドとそのカバーですね
Alfa Romeoの文字がカムカバーに有りますが実車もこんな感じですね・・・ちなみにカムカバーの後ろ側の凹みはキャブレターに付くインダクションボックスからエアクリーナーまでのホースが通る部分ですね。

コチラがエキゾーストマニホールドで4in2になっているもの実車通りですね
でも一番驚いたのはこの材質ですね・・・
多分ホワイトメタルでは無くロストワックスではないかと思います。
かなり硬く指では曲げられないのです・・・
多分ホワイトメタルで作ると型の合わせ目の処理が難しいのでロストワックスを奢ったんじゃないかと思われます
ならばこれだけでも高価な部品ですね~以下に贅沢な作りなのか理解出来ますね。

そしてこれがオイルパンですね
このフィン付きのオイルサンプはアウトデルタ製の厚い物では無く標準の厚みの物を再現したんじゃないかと思います
これもフィンが綺麗に出ていますね~

そして一番感動したのがこれです・・・
わかりますか?
フライホイールです、まあこれは普通ホワイトメタルの鋳物でOKなんでしょうけれどわざわざ旋盤にかけて機械加工してあります・・・このキットを作った方の熱意を強烈に感じる部分ですね
故小森さんなのかAさんの発想なのか伺っていないのですが・・・

完成品の画像には付いていませんがレジン製の冷却ファンも付いています
この冷却ファンですがメタルキットと言いますとこの冷却ファンもホワイトメタルで一緒に作ってしまいそうですがこのキットはわざわざ素材を変更して作ってあります
・・・実は実車もこの様な色をした樹脂製なんですね。
素材を変えれば別々の部品制作作業になりますからそれだけでもかなり高価になってしまいます、敢えてその様にされたと思いますがこの辺りにモデラーとしての情熱を感じますね。

ボンネットの製作Ver.2

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今日は天候も良く気温も低めだったので清々しい感じがしましたね。
午後からは風が強くなりましたし気温も下がったらしく少々涼しくなりましたが、広島からロータスエランでお越し頂いた石川さんにとっては気持ち良く走らせる事が出来たのでは無いでしょうか?
少し古い車ですと気温の上昇は冷却水の上昇につながりますから気になるものですが・・・今日は大丈夫ですね。
夕方お帰りになりましたから今頃は・・・無事にお帰りになっていると思います。

それからもう一組広島からお越し頂きました、残念ながらお名前を伺うのを忘れてしまいましたが広島で自動車関係の仕事をしていらっしゃる方がご訪問頂いております
この方私が大学を卒業してすぐに勤めたトヨタオート(現ネッツトヨタ広島)の営業所の近くにお住まいの方でしたので大変懐かしくお話をさせて頂きました。
トヨタオート広島を退社して以来そちら方面には行く機会が無いのですが・・・当時の所長やお世話になった係長さんは今どうしていらっしゃるんでしょう、お話をしながら顔が浮かんできました・・・短時間でしたがこちらにお越しの折はまたお立ち寄り下さい、お待ちしています。
・・・石川さんの後でお帰りになりましたがもうご自宅に到着されたでしょうか??
どなた様も気をつけてお帰り頂きます様うお願い致します。

さてさて、口は動かしても手は止まらない!?(笑)
今日も製作ですよ~!
さて本日最初にお越になっていたお客様はFB友だちの石川さんとプロモデラーの角本さんでしてどちらの方も模型についてはかなりの経歴の持主ですからその前で手を動かしながらお話をするというのはなかなかプレッシャーがかかりますね~(笑)
昨日は右側のボンネットを作りましたので今日は左側のボンネットの製作から始めます。
素材はすでに切ってありましたので大まかに曲げてゆきます。
こんな形状ではまだまだボディに当ててみても合うはずも無いのですが様子を見ながら曲げてゆきます。

角の部分はこんな風に鉄のブロックの角の部分に当てて叩いてゆきます。
グリル側に近い部分はRが大きくなっていますので後ろ側は固定して前側の方は少しずつずずらしながら叩いてゆきますと大きめのRの部分が作れます。

叩く事数十分・・・これで大体ボディラインと合わせる事が出来た様ですね・・・。
と言っても中央後部が少し凹んでいますね~まあこれ位なら直ぐに合わせる事が出来ると思います。

真鍮板を叩いて整形しますと当たり前ですが多少凸凹致します大きな物はやはり叩いて整形しなければなりませんが小さな凹みはヤスリで削って整えます。
画像は大きめの平ヤスリで削った所です。

細かなペーパーで削って更に表面を整えます
そして左右のボンネットの中央を重ねるようにしてボディの上に載せてみました・・・
なかなか良い感じですね~。


ボンネットはヒンジの部分を作りますがここはボンネットのサイズを1.0mm程大きめに作ってありますからこの部分を細工致します。
ヒンジは真鍮パイプを使って作る予定をしていますがボンネット部分は重なる部分をお互いに嵌め合う様な形状に削りますがその位置関係がずれないように切り込みを入れておきます。
一応4分割して片側2カ所づつ嵌め合いが出来るようにしましょう。

こんな感じになりますね~
ここで心配なのは糸鋸で切り込みを入れた部分が左右とも糸鋸の刃の幅だけ欠落していますのでガタ付きなんですね、ただし実際には真鍮パイプの削る量で調整出来ると思いますのでガタ付きは最小限で出来る・・・はずです。

ヒンジのパイプを作ります
カッターナイフの刃をスペーサーを挟んで固定しておきます
それで真鍮パイプを切らないように転がして線を入れてヒンジに見立てます。

先程作った真鍮パイプをカットしてボンネットにハンダ付けします。
この時に気を付けたいのは一つだけ
一直線に並べる事ですね・・・ただこれも真鍮パイプの中にステンレス線を通しておいてハンダ付けすれば意外と綺麗に揃いますよ・・・・。

ヒンジにステンレス線を通してボディに取り付けてみました。
いかがでしょうか?

左側を開けてみましょう・・・!

ついでに右側も・・・・!(笑)

更に明日はこの下側のボンネットも作って見る事にいたします・・・これは更に難しそうですが・・・。

ボンネットの製作Ver.3

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本日は全国的に春の交通安全運動の初日になります。
私も安全協会安来支部の副会長を仰せつかっておりますので行動日には朝の交差点に立ちました。
道行く人に挨拶をしながら立ち番をしていますと色々な方がお通りになりますね~
銀行員らしいサラリーマン風の方高校生や中学生は挨拶をしてくれますね。
小学生は数が少ない様な気がしますがそれでも元気一杯に挨拶が出来ます・・・一方意外と挨拶が出来ないのが大人ですね・・・
特に今朝は女性の方が出来なかったな~


ちょっと怖くて残念なお話を致しましょう
先週の金曜日の夜でした、2階の自室でPCを触っていましたが階下から母が上がってきました。
夜はあまり上がってくる事は無いのですが超真剣な顔で・・・
「仏壇がミシミシ音がする』と言うのです。
幻聴を聞く様になったらおしまいだね~と悪態をつきながら下におりてみます。
しばらく仏壇の前で耳を澄ませていると
パキ!とかミシ!とか言うんですよ~。
こりゃあ何かいるなーと思いそこら中の引き出しを出した有り仏壇のものを全部降ろしてみたり・・・
しますが音は一向に収まりません・・・
仏壇の中が空っぽになっても音が鳴り続けたものですから・・・ちょっと気持ちが悪くなりまして・・・・
顔が鳥肌が立つのがわかりましたね~
ここまでならただの怖いお話だったのですがまだこの後が有ります。
我が家にお仏壇にはお供え物を乗せる為の引き出しの様な板が出てくるのですが、何の気無しにそれを引き出してみますと、一匹の虫がいましてどうやらコイツが音の正体の様です。
この虫は確か当方ではコメツキムシって言ったと思いますが体全体をピン!と跳ねる様に動かす事が出来まして僅かな隙間の中に入ってしまい出ようとして跳ねていたものと思います。
彼も出られずに焦ったんでしょうけれど、母も私も焦りました・・・4月30日が祖父の命日だった事を家族全員忘れていたんですから・・・(笑)

そしてまだまだお話は続きます
引き出しを全部抜いた中から数年前に亡くなった祖母の貯金通帳が出て来たものだから・・・またひと騒動です

中身は380万円!!ちょっとお線香の匂いがしますが・・・(笑)

画像がリアルでしょ!?これが出て来たそのものなんですから・・・
母は自分は相続権が無いと言い出して私が管理する事になったのですが・・・その通帳は平成10年までしか記帳していなかったのです。
そしてこの通帳には恩給が振り込まれていた様でして・・・祖母は平成19年まで生きましたが最後の10年位は痴ホウが入っていまして記帳出来ていなかった様なのです・・・
と言う事は9年分くらいこの後に入金が有れば・・・・多分1000万円以上の金額になるはず。
しかし金曜日の夜なので確認が月曜日の本日まで出来ない訳です・・・
夕食の時も朝食の時も出るのはこの話題・・・
母は海外に連れて行けとか、家内は台所の改造をしろとか・・・・私ですか?
もちろん車を買います・・・と(笑)

で、本日朝郵便局に行ってきました。
結果、既に払い出し済との事
なんでも多分祖母が痴ホウだった為に通帳を無くしてしまい再発行をしたらしいのです。
だからこの通帳には一銭も入っていなかった様です。

この2日間の大騒ぎはいったい何なんだ~!
でも有りもしないお金で随分夢を持たせて頂いたのでまあ良いかと・・・朝から力が抜けた一日になりました。

ただし、祖母の亡くなった後代表相続人は私だったので全て通帳を確認したのですがいまだにこの恩給の入っていた通帳は見ておりません。
だから未だに自宅のどこかに存在しているのではないかと言われています。
私の家族はこの通帳を渡部家の埋蔵金と言っています(笑)
有ったらブログには書けませんが幻の・・・なので平気で書けます(笑)
虫が教えてくれたのでこれが本当の虫の知らせか・・・・!

皆さんのまわりにはそんな事は有りませんか?先祖を大切にしてたまには仏壇を掃除してみますと良いものが出て来るかもしれませんよ、ただしそれが元で家族がバラバラになってしまっても私は一切責任を負えませんが・・・(笑)

これが怖くて残念なお話でした・・・

さてそんなバカバカしいお話で喜んだりがっかりしたりで少々脱力感漂う所ですが(笑)
製作開始です
しかも、今日葉一番難しい所にかかります・・・
今日制作するのはボンネットの下側の部分ですね。
大体のクラシックカーは左右のボンネットがそれぞれ途中でもう一段折れ曲がるようになっているのです。
このブガッティは上側のボンネットが曲がって下に向った部分でヒンジが付いています。
その上に外側からはヒンジが見えない構造になっています。
また閉まった時には隙間が無いですね・・・これはヒンジの付け方がちょっと難しいですね。
まずはボンネットのパネルを作る為に型紙を起します。
使ったのは古ハガキですね、厚みも硬さも丁度良いですね。

穴も実際に開けてみます・・・

ザックリと真鍮板に書き写してみて・・・
この真鍮板は左右のパネルを一緒に作りたいので2枚重ねです。

一応外形だけを合わせて削ってみました・・・

さらに削って・・・表面も磨きまして・・・

エンジンルームの熱気を抜く為の穴を開けましょう。
それぞれ四隅に糸鋸が通るだけの穴を開けます・・・

ボディに取り付けてみています・・・と言っても2枚重ねなので少々厚みが見えますね。
ここでご覧になっていた方から質問が・・・
このボディ単品では1/43に見えないらしい・・・

なので1/18と並べてみました
無塗装の物は1/43その後ろの物が1/18です
どうです?1/43は小さいでしょ?

パネル自体は完成致しましたが、まだまだヒンジはどうやって作ったら良いのか・・・考えていません、明日考えましょう。

その後友人に頼まれたデカールを製作・・・
何だかわかりますかね~??

ボンネットの製作Ver.4

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本日は台風から遠く離れている山陰でもその影響で雨が結構降りましたね~。
また昨夜はかなり風が強かったらしく中庭のガーデンチェアがバラ園の方まで飛ばされていたりバラの枝がバッキリと2本も折れてしまった様で家内が残念がっていました。
確かにもうすぐ花が咲く予定だったのに・・・根元からバッキリいかれてはもう芽が出て来ないんじゃないかな~
明日はせめて残った枝を挿し木していくらかでも増やす方向に持ってゆきたいですね。

さて雨降りだと製作時間がたっぷりと増える所なんですがGW中にかなり気温が上がっていましたね、その気温につられたのか羽アリが出てしまいました。
何年か前にも普通の黒アリが羽アリになって飛んだ部分と同じ部分から今度はシロアリの様でして今日は午前中業者さんに来てみて頂きました。
どうやら外壁部分だけらしく部分的に外壁を剥がして中の様子を確認しないといけない様です。
これも台風が接近していまして天気が良くないので後日に・・・と言う事になりました。
そして時計を見ますと既に午前11時になっていました、今日は厨房のK子さんがお休みなので私が厨房係なんで急いで出勤です・・・そう!この時点でまだ自宅にいたのです。
11時半からはランチタイムが始まりますので大急ぎですね。
厨房が一段落したのが午後2時を回った頃・・・製作の開始は2時半位だったかな~。
なんとま~忙しい事でしょう。

今日はいよいよ、懸案のニ分割になったボンネットのヒンジを作ります。
このヒンジですがご飯を食べながら、お風呂に入りながら、就寝前の布団の中でとかいろいろ考えておりました。
仕事の方法に付いて考える時間はサラリーマン時代よりも確実に多くなりましたね~、何せ余り前例がないものを作る事が多いですし製作の責任もありますから・・・
でも不思議と布団の中で考えている寝られない何て言う事が無いのは僕が不真面目だからでしょうか?それとも毎日の製作で疲れているからでしょうか??

今日最初の仕事は下側のボンネットに真鍮の帯金をハンダ付けします。
これはヒンジが見えない様に少し上側に付いているのでその為の処理ですね。
また上側のボンネットと下側のボンネットの隙間が開いてしまうのを防止する意味も有りますよ。
重なっている部分がほんの少しなのでハンダ付けはベストな接合方法だと思います、そしてそこに出来る段は上側のボンネットの受けにもなっています。

真鍮パイプを切りました
これがヒンジになるのです、本来なら一つのヒンジを4つのパイプで構成したいのですが試作してみますとどうもハンダが回ってしまいますので中央部のパイプを2つ分の長さにして3つのパイプでヒンジを構成する方法に変更します。
これも寝ながら考えた方法の一つですね(笑)

この画像ではまだ4つのパイプで構成していますね。
この時は試作で偶然巧くいったので4つのパイプの仕様で作りかけていますがこの後ハンダが回ってしまいましてヒンジが動かなくなってしまいました(汗)

こちらが3本のパイプの仕様ですね
真中は下側のボンネットにハンダ付けをして前後のパイプは上側のボンネットに接着出来る様に真鍮の帯金にハンダ付けします。
中央のパイプの寸法を考慮した場所にハンダ付けをする必要が有るのは言うまでもありません。

こちらが上のボンネットに付ける側のヒンジですね指で持っている部分と右側の方に真鍮パイプがハンダ付けされています。
穴の中にハンダが流れない様にハンダ付けをします、流れ込んだら0.4mmのキリで通しておけば問題有りませんが、誰も余分な事はしたくないので・・・(笑)

制作開始から結構時間が経過しています・・・その間何度やり直したのかな?
やはり初めて作るものは時間がかかります、2台目3台目と数をこなす度に早くなってゆくと良いな~
やっと上のボンネットと下のボンネットが連結しました
まだボディに合わせていないのでこれで良いのか良くないのか・・・よくわかりません。
でも取り敢えずボンネットが中央部分で折り畳む事が出来ます。

延ばすとこんな感じです、少しクリアランスが大きめなのは塗膜の厚みを考慮した結果・・・と言う事にしておきましょう(笑)
ヒンジの上側は接着式なのでいくらでも調整が可能なんで余り気にしていません。

これでやっと両側のボンネットが完成致しました・・・なんとも良い感じじゃないでしょうか?
まあボディに付けてみないとねわからないですよね~。

これで如何でしょうか?
付けてから多少は削ったりして調整はしましたが考えていたよりも調整量は少なかった・・・つまり割りとあっさりとボディにフィットしたのです。
運が良かっただけとも言います。

片側だけボンネットをオープンしてみました~。

両側オープン!(笑)

シャーシから外してボンネットを付けてもイメージが違いますね・・・ならばシャーシを付けて・・・
実に良い感じではないでしょうか・・・
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