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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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今日は昨日のリベンジさ!

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いや〜今日は暑くなりましたね〜久々に30℃を越えたのかな〜?
予報では32℃という事でしたがそこまでは無い感じでしたね。
でも好天が続きますので定植したばかりのレタスの苗に散水しましたよ、根が切れていますから当分は水を欲しがりますからね〜。

さて今日は昨日結果的に足踏み状態になってしまったファンネルのメッシュをやっつけましょう〜!リベンジしなきゃね〜(笑)
昨日のポイントとしてはメッシュの直径がわずかに大きい事、そして接着面積が余りにも小さくずれ易い所などが有りますね。
最初はメッシュのサイズを小さくします。
と言っても昨日の型を使っていては無理なので新しい物を作り直します。
・・・と言っても昨日と同じ道具なんですが位置をずらして直径が1.8mmのプレス型にいたしました。
僅かに0.2mmですがポンチでカットした時に広がってしまう様なので0.2mmですが縮めています、作り方は昨日同様ですね。

昨日のメス型はボール型のダイヤモンドビットで掘った物でしたが1.8mmと言う寸法を正確に出したかったので今回はドリルの1.8mmで穴を掘っています。
但しドリルで穴を掘ると角の部分が鋭過ぎますので角をダイヤモンドビットで軽く削っておきますと真鍮のメッシュが引っ掛かって切れてしまう様な事は少なくなります。

角を取っておかないとプレスした時にこんな感じで切れてしまうのです。

次に問題になるのはこのメッシュのカットです。
ポンチは2.0mmの下は1.5mmと1.0mmですので1.8mmというサイズは有りません。
そこで1.5mmのポンチの刃をバーナーで焼き鈍ししてから旋盤を使って加工します。
中央の穴を1.8mmのキリで開け直します。
ポンチの外側の斜めの角度を少し削って尖り気味に直してやります・・・
そして最後に焼きを入れてからオイルで冷却してやりますとまだ刃物としての硬さを取り戻します。
完成したのがコレです!

左のが2.0mm右が今回直した1.8mmのポンチです。
焼き鈍しをしてからであれば加工が可能ですのでサイズが色々と変えられて助かりますね〜やれば案外出来る物です。ほんの僅かな違いですが結果は全く違います、昨日は失敗したのですが今日は完成するのです・・・(笑)

そしてさくじつの2.0mmのポンチで真鍮メッシュをカットする時には金槌で僅かに叩いてやりましたが作り直したポンチはさすがに切れが良くて指で押さえてやるだけでカット出来ました。

今度は接着面積の解決をしなければなりません。
メッシュをファンネルに接着する場合メッシュの厚み部分で接着するしかないのでエポキシ系の接着剤を使いますが余り多く付ける訳にはいかなくて強度はかなり心配な物でした。
そこで今度は内径が1.0mmの金属リングを作りました、使用した線の外径は0.2mm程度ですからリングの外径は1.4mm程ですね。

このリングをファンネルのメッシュを接着する部分に接着します。
この時に使う接着剤はクリアボンドをシンナーで薄めた物を使っています、理由はエポキシを使うと厚みを付けたくないからですね。
下の画像ではよくわかり難いのですがファンネルとリングの部分に段が付くのですがここにメッシュを接着したいのです、だからエポキシがはみ出すのは出来るだけ避けたいのです。

こちらはカット前のメッシュですが昨日と比べて変わった事は無いですか?
メッシュの変形が大きいと思いませんか?
メッシュの大きさを小さくしたので変形が大きくなったのですが、変形が大きいと言う事はプレスに対して追従性が良いと言う事ですから深いプレスが可能になります。

メッシュを取り付けてみました、以前よりしっかりと接着出来る様になったと思います。
今回メッシュは200メッシュを使用していますが中の金属リングはほとんど見えません。


今日はコレでリベンジ完了ですね(笑)
でも余り笑えないのはこれでやっと昨日の夕方の時点に戻ったと言う事ですね・・・。
まだ一日遅れている事には変わりが無いのです。
フ〜ッ!

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