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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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Alfa Romeo 1300GTA Junior 修理

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本日は曇りの予報だったのですが予想に反して午後からは非常に良い天気になりましたよ。
下の画像は夕方の画像ですがこんなに良い天気は久しぶりですね。
もう2〜3日こんな天気が続いてくれると嬉しいですね〜。

午前中は雲が多くそんなに良い天気ではなかったのですがイチジクを見回ってきましたら雨のせいで気温が低く水分が多い、イチジクとしては最悪の天気でして実はまだ青いにもかかわらず裂果して食べれません。
それでもいくつかは収穫出来ましたので本日ホールでケーキをご予約頂いていましたのでイチジクが有って良かったです。
やはり季節のフルーツしかも自家製無農薬というのは外せませんからね〜(笑)
そして早めの制作開始です。
昨日の修理には少し予定よりも時間がかかりまして2台目の患者さんに当てる時間が無くなってしまいました。
今日は仕切り直しで次の患者さんを・・・(笑)
いやいやちょっと前に修理をしたBo-GのAlfa Romeo 1300GTA Juniorが再び入場です。
この完成品はフロントウインドウをオリジナルの通り平板で作り直していたのですが、どうもフロントウインドウの両端のRがきつくて接着剤が保たない様ですね。なのでウインドウガラスをバキュームで作り直します。
BBRやメイクアップのアイドロンはウインドウの縁のエッチングが有る程度の強度を持っていますので押さえられるのですがこの完成品やキットではウェザーストリップのウインドウのモールをエッチングのハーフで再現していますから全体としてウインドウの枠が薄く平板を押さえ込む事が難しい様です。
なのでウインドウのガラスをバキュームで作り直した物を使ってく見直す事に致します。
剥がれそうになっているウインドウを取り外しました。
まだ接着剤を掃除していないのでガタガタですが、ご心配は不要です。
ここから掃除をします。

同じ構造のリアもやり直しておきましょう・・・

取り外したモールやワイパーは無くならない様に大切に保管します。
サイドウインドウのレインドリップが有るのは接着が緩んだ為に一緒に外してつけ直しをする為です。

ウインドウの型取りをしたいのですが・・・
まさかお客様の完成品にアルミ板を合わせて型取りする訳にはゆきません。
先日丁度購入したBo-Gのキットからボディを出してきまして、これに合わせて型取りを致しましょう。
これなら傷が付く恐れが有りませんからね。

型取りはまずマスキングテープで型紙を作ります。
凹みに合わせてナイフを入れて余分な部分を切り落とします。

0.3mm程のアルミ板に型紙を貼付けて鋏を使って切り出します。

削って/曲げて/合わせての繰り返しでリアウインドウから型を取りました。
これ位合っていれば予々OKですね。

フロントも・・・
カメラのシャッターを押したらアルミ板が下にずれてしまいました・・・

アルミ板だけですとバキュームした時に変形してしまいますから裏をポリパテで裏打ちします。
が・・・何故かポリパテが硬化しなかった・・・硬化不良に付きもう一度掃除をしてから仕切り直し・・・

今度はきちんと硬化しました。
何故だったんだろう・・・???

表面を仕上げます。
アルミの表面はペーパーで傷が付いていますこのままバキュームしますとウインドウの内側の部分に傷が転写されてしまうのです。
ですから1000番→1500番→2000番と細かなめのペーパーで仕上げてゆきます。

最後は2500番のバフレックスを使って仕上げます。
指がアルミの粉で汚れてしまいますが・・・気にしない(笑)

これ位奇麗になればいいのかな!?

テストショットでバキュームしてみます・・・・

出来た物がこれです・・・
両サイドの回り込んでいる部分が少し形状が甘い様ですね。
このまま使うと両サイドがまた持ち上がりそうですね。

こんな場合は型の下側を少し持ち上げてやりますと素材の方が曲がって追従してくれます。

真横から見た部品ですが透明なので見え難いですが光の具合で両サイドまで回り込んでいるのがわかりますでしょうか?

ウ〜ン修理も結構時間がかかりますね。
部品を作っただけで1日かかってしまいましたよ〜。

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