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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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その後の事前準備です

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今日は昨夜からの雨が朝方まで降っていた様で湿度の多い少し蒸し暑く感じる様な曇りの天気でしたね。
朝夕はスッキリと冷たい空気を感じていたのですが今日の空気はモヤ~ッとした感じを受けました、少し寒くてもスッキリした方が良いのにね。
レインボーにシリコンを流そうかと思っていましたが湿度が高い為に中止しました。
レジンよりは影響を受け難いのですがシリコンが保管してある倉庫からアトリエまでの間が露天なので雨が入ると良くないんですよね~。

さてアトランティックはそう簡単に制作に入る事が出来ません、と言うのもフルディティールモデルを作る為に先に構造を検討したり資料写真と照らし合わせたりしてこうそうを練らなければなりません。
実車はそう簡単に見る事が出来ませんのでCMCのミニカーと先日お越し頂いたLさんが送って下さった資料本を見比べてその形を理解します。
まずは分解です!
CMCのミニカーのアトランティックを分解したのは私が初めてかもしれませんね~。
ボディ後部に有るネジ2ヶ所を取り外します。

次に中央部の有るビスも左右外します。

前側は小さなビスで中央や後部とは違っていますがこれも外します。

それだけではボディとシャーシが外れませんのでシャーシの下のアルミ板を停めている小さなタッピングも全部外します。

次にステアリングギアボックスからフロントのサスペンションに行くリンクも外します。
ここは接着剤で組んでありますがピンセットを隙間に入れてコテてやれば簡単に外れます。

次にフロントグリルを外します。
この部品はどこに接着面が有るのかよくわからないですが・・・いじっているうちに外れてしまったとも言いますね。

次はステアリングギアボックスをシャーシから外します、ここはビス2本を外せばOKですね。
ちなみにドライバーの手前側に見えている斜めの補強は上側はビスドメになっていますが下側の方は部品に穴はあいていますが瞬間接着剤で留めてあるだけでして少々手抜きな状態ですね。

最後に右側のカムカバーの一番後側に付いている燃料ポンプを外しますとやっとボディとシャーシが分離出来ます。

分解するとこんな感じですね・・・・。

スペアタイヤのホイールも検証しておきましょう。
僕が見たいのは作り方です・・・・。
ホイールのリムはアルミ製の挽き物です、余分な部分にヤスリをかけてみましたがアルミでした!
編み方はウイングローブさんと同じ作り方ですね。
まあ1/15と1/18なので同じ作り方が使えるのでしょう、たぶん設計をした人はウイングローブの制作本を見ているのでしょうね。
ちなみに、名古屋方面の某ショップの1/43のアルファロメオP3で話題になっている◯◯さんの作品も画像を見る限りこれと同じ方法で作られている様ですね。
リムのタイヤで隠れる部分を見てみるとワイヤーを隣の穴に通しているのが見えます。

ただハブはこれと同じ方法では無理なのでボシカ方式なのかな??
他の人が作ったのを見るのは勉強になりますね~。
何となくですが、どんな気持ちで作ったのかまでわかる様な気がします。

タイヤはこんな感じです、ダンロップを履いていますね。
これと同じ文字を作らなければなりませんね~。

ついでにトレッドパターンも・・・(笑)
作るものが一杯有ります・・・。

グリルの方はどうやって作っているのかな~?
グリルの枠はたぶんホワイトメタルの鋳造で銅メッキを掛けてからクロームを掛けています。
裏側にタガネを当てて調べてみましたら銅メッキが出て来ました、しかも驚く事にクリアーコートまでしてあります。
メッキにクリアコートまで必要なのか??

燃料ポンプを外す時に取り付けのピンを折ってしまいましたので真鍮の0.5mm線でピンを作っておきました。

キサゲ模様をつける部分は洋白で作ろうと考えておりますので採寸をしています。
ただエンジンの完成品とボディの中に収まっているエンジンは細かな部分が全く違いますね。
SCまで別物なのにはびっくり致しました。

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