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Channel: Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1
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ホットロッドのナンバープレートの制作

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本日の山陰も暑いです・・・もう何日続いているでしょう??
かなり暑い感じがしますね〜台風はまだ来ないかしら・・・と思ってしまいます当初は13〜14日と予報されていた筈ですが少しずつ遅れてきまして今は14日以降という大変アバウトな予報だったと思います。
今日は10日ですからまだ4〜5日先ですね〜。

そんな中ですが今日もキュウリとオクラそしてブルーベリーの収穫です。
これだけ収穫しますと午前中はかかりますね〜
でも今日は・・・いつもと違います。
涼しいのです!!
こんな新兵器を息子が送ってくれたんです。
一見普通のベストしかも通気性の良く無い化学繊維の安物と思われるかもしれませんが、今普通の工事現場や工場などでも現場で大活躍しているファン付きのベストです。
モデルは私です・・・農作業の時は大体こんな格好です・・・誰も見てないので大丈夫でしょう(笑)
農業をされる方はこれを使った方が良いですね・・・かなり違いますよ。
脇腹の部分の左右に付いている黒い丸い物がファンになっていましてバッテリーはポケットの中です。
ファンが稼働しますと耳元でドローンが飛んでいる様な音がしますので慣れない内は気になりますが・・・
ファンで送風された空気は首の辺りから顔に向けて出てきますので顔も涼しい、でも冷たい空気を作る力は無いので汗はかいていると思いますが汗が乾いて蒸発する時に熱を奪ってくれますので結構涼しく感じます。
通常、外で作業をしていますと上着が貼り付く位汗が流れますが、これを着て作業後にベストを脱ぎますとほんの少し汗が出ている程度です。
多分風を送られて乾いているのだと思います・・・。
かなり良いですね〜
1回の充電で8時間使えるらしいので2〜3日は使えそうですね。
皆さんも外で作業をされる場合はこれを試してみる価値はありますね。


さてここからは本業ですね。
今日はナンバープレートのデータを作ります
ネットで調べた所によりますと1956年以降のカリフォルニアのナンバープレートは黄色に黒文字だったらしい・・・
そして1969年以降になりますとカリフォルニアの空の色という事でブルーだった様です・・・。
そう言えばずっと前に買ったホンダS600のLHDはアメリカからの逆輸入車だったのですがカリフォルニアのブルーの物が付いていましたね〜1969年以降に再登録されていたんですね〜。
本来なら1965年式だったはずなので最初のナンバーは黄色だった筈なんですよね〜。

デカール完成しました
水に浸けてこれから貼ります・・・

デカールを貼って乾燥機で乾燥させます今なら1時間も有れば十分に乾きます
そしてラッカークリアーをパラ吹きして定着させましょう

そしてウレタンクリアーを塗ってクリアーコートです
出来るだけ耐久性を上げたいので細かな部品でもクリアーコートしておきましょう

乾燥機を掛けて2時間程中研ぎを入れてもう一度クリアーをのせておきます
デカールの段は完全に無くなりましたね〜
まあそんなに厳密にしなくても良いかもしれませんが・・・まあ綺麗で怒られる事は有りません(笑)

そしてナンバープレートを取付けました。
このナンバープレートはお任せで良いですよって言って頂いたのですが・・・何か不始末が有ると困りますからゴム系接着剤で取付けておきました。
いざとなればエナメルシンナーで取り外す事が出来ますから・・・

そして完成画像です・・・取り敢えずのですが・・・。
前からの風景です

斜め後からは・・・

正式な完成画像は後日撮影致します。
そして制作解説の為にブログを印刷するのは明日の仕事かな・・・

そして本日の修理は塗料が硬化する時間を使って並行して行なっています。
本日の患者さんはGMPの1/18Ferrari330P4です
以前車高が高い物を分解して調整した事が有りましたが・・・
車高の調整と修理のご依頼を頂いています
まずは車高を検討しなければなりませんね
車高を検討する時にはその車の静止状態で撮られた物で真横からなるべく離れて写した物が良いですね。
走行中の写真は車体が傾いている可能性が有りますので余り参考になりません。
そのレースのピットインの時の物ならもっと良いです・・・レースによって車高が違う恐れが有りますからね〜。
まずは一般的なルマンですね・・・残念な事にリアカウルが開いていますのでリアのホイールアーチとタイヤのバランスはわかりませんね。

こちらは私が持っている洋書のP4です

真横では有りませんが視線の高さは良い感じですね
フロントのタイヤにホイールアーチがかかっていないですね。

リアはタイヤにホイールアーチがかぶっています・・・

ですが・・・
これは比較的最近の画像なので参考にしかなりません。
今のオーナーが車高を下げているかもしれないからです。
まあ参考という事で・・・
皆さんは車高を決める時にどこで決めますか?
タイヤとホイールアーチの被りと言う方も有るかもしれませんね・・・まあ良いでしょう。
一般的にはサイドステップの高さかな〜と思います。
この様にスチールの定規をステップの下の部分に当ててやりますとホイールリムの一番外側の部分になりますね。

このミニカーのステップの下に定規の下側を合わせますとこの高さなのです。
サイドステップとホイールの高さでは実車の車高に近い物と言う事が出来ますね。

では21番はどうかと言いますと・・・
そんなに車高が高い訳では有りません・・・。

でも見た目が車高が高く見えるのは何故か・・・
ホイールアーチが違うのです
ホイールアーチが大きいのでしょうね。
でも模型は見た目も大事です、お客様には最初の時点で車高は良さそうです(写真で見る限り)よって言っていますが見た目が高いのですこし直しておきましょう。
と言うのもこの21番はリアサスペンションが壊れていましてね瞬間接着剤で直されているのです・・・
それを修理する為にはサスペンションを分解する必要が有りますので一緒に車高調整もしてみましょう。
下の写真のリアサスペンションの下側のテンションロッドが折れていますね・・・
ドバドバと付けられている瞬間接着剤を取り去りました。

同じ側のダンパーの下側のマウントもちぎれていますね・・・
これはクラッシュの跡かな??(笑)

ちぎれてしまったテンションロッドですがダイキャストなのでハンダ付けは無理です。
接着剤で無理矢理というのは論外です・・・
このテンションロッドですが、悪い事に前側の取り付けが下側からは外す事が出来ないのです・・・。
なので付けたまま中心に0.8mmの穴を開けましょう深さは4.0mm程ですね。
これが開けばもう修理は終わった様な物です。
ここの部分を一番心配しておりました。

マウント部分を作りますどうやったら一番良いのか考えましたがまずは真鍮線の0.8mmを曲げて作ります。
中心の穴の部分にハンダを流して・・・

中心にピンの穴を開けましょう
ピンは0.8mmなので0.9mmの穴を開けています。

取り付けますとこんな感じ・・・
ちょっと形状が良く無いですね・・・首の部分が細すぎます。
左右を見比べた時にちょっと問題が有りそうです

仕方が無いので次は別の方法を・・・
旋盤で2.0mmの真鍮線の一部を4.0mm程太さ0.8mmに削っています
この細い部分が差し込み部分になります。

太い部分を平たく削ってから最終的にピン穴を0.9mmで開けてこんな感じに・・・これなら首の部分が細くならないので大丈夫そうですね。
では0.8mmの真鍮板で作れば良いじゃないかと思われるかもしれませんが差し込み部分を丸く削るのが難しいのです出来るだけ穴とキッチリの寸法にしないと接着が弱くなってしまいますので挽き物で作ってみました。

次はダンパーですね
ダンパーは下のマウントがちぎれてしまっていますので残った部分をカットして1.0mmの溝を掘ります

1.0mmのプラ板を接着しましてマウントの形状に削っています中央に穴を開けて・・・

塗装は剥げてしまうのでサフを塗っています

ホワイトの次にレッドを塗って・・・乾けばダンパーの修理は終わった様な物です

塗料が乾くまでにフロントを下げましょう
アップライトを留めている3本のビスを外しますとダンパーの下側のマウントにアクセス出来ます。
このピンは普通の棒でして頭は有りませんから前でも後ろでも抜く事が出来ます。
ニードルと小さなハンマーを使って打ち抜きます。

リアサスペンションですがピンを打って組み立てましたタッチアップもしておきます・
ダンパーも元どおりになっています。
車高を下げるにはダンパーのスプリングをカットする必要があるのは実車と同じですね
リアは2巻フロントは1.5巻カットしてみました
これ以上のカットは他に干渉する部分がありますので無意味かな〜

車高を下げた21番はこんな感じですね〜
フロントhホイールアーチが狭くなっていますしリアはフェンダーアーチがタイヤの被っていますね
フェンダーアーチを中心に考えたらこれくらいの車高が良いですね。

6番と並べてみますとほんの少し低くなりましたが・・・これくらいの方が自然かもしれませんね。

詳細な画像ですと
こちらが6番の未加工です

こちらは21番の車高を調整したものです・・・

リアはこんな感じです
手前側が6番のノーマル車高、奥側が21番の車高調整したものです

このミニカーの車高調整は実は大変手間がかかります
今日半日で他の作業はナンバープレートを作っただけですからね〜
いかに手がかかる作業か察していただけると思います。
こうなったら6番も車高を少し調整した方が良いかもしれませんね〜。

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